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社会・生き方

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みんなで社会をよくしていこう、自分の生き方をしっかり見つめていこう、ヒントとなる記事を載せていきます。
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#ハーバード大学

#113 希望を持つことの大切さがわかる実験

 1950年代にハーバード大学で行われた研究です。カート・リヒター博士は、水のプールにラットを入れて、どれくらいの時間水面から顔を出し泳いでいられるかテストしました。(現代なら動物愛護団体から非難を受けそうですが、この実験が行われたのは今から約70年前です。) 平均すると、15分後にはラットはあきらめて沈んでしまいました。 しかし、研究者たちは、疲れ果ててあきらめてしまう直前に、ラットをプールから出して乾かし、数分間休ませてから、2回目の実験をするために再び水の中に入れて

#100 ハーバード大学の壮大な研究

 アメリカのハーバード大学で752名の男性を対象にある研究しました。  ひとつのグループはハーバード大学の2年生の集団です。超エリート集団です。  もうひとつのグループは大学のすぐ近くにある貧民街の子ども達の集団です。  その2つのグループの子ども達がその後の人生をどう歩んだか。752人です。それも10年や20年ではありません。  なんと75年間です。 つまり、その752人の子ども達の「一生」をずっとリサーチしていったのです。この調査が大変なのは研究者たちも同じように