着るアートに挑戦してみた話

洋服にアートを

お洋服や靴等にペインティングを施す。
そういうものがある、できる、と知ってから自分もやってみたい！と必要なものを調べ始めたのは9月頃だったでしょうか。
アクリル絵の具に、布描き用のメディウム『ファブリックメディウム』という液体を混ぜ(絵の具の定着力を強めます)、後は普通に色をのせていく。描く媒体が布になっただけという感じでした。
これはいけそうだ！と自信いっぱいになった私は、1枚のオリジナルTシャツを作ろうとチャレンジすることに決めました。

まずは完成図から

黒無地のTシャツとメディウムを購入し、さぁ描くぞ！という段階。
予定している絵のイメージは、前にスケッチしていたものにしました。
スケッチ絵とTシャツを見て、「絵の大きさ」「位置」「配色する色」を決めていきます。
位置に関してはTシャツを着た時のシルエットも考慮した方が良いでしょう。
そこまで決まったら実際に描く作業に入ります。
下の写真が描き始めの状態です。

自由に描ける

布の上なので描き心地は違うだろうということは想像ついていたのですが、紙などに描くより実際はとても難しいのではと、少し不安に感じていたりしました。
ですが意外とそうではありません。
混色もできる、色を重ねることもできる、濃淡もある程度つけられる。
布なのでふにゃふにゃしてるし、水分があると吸い込んでしまうしであれですが、描くことに難しいというはありません。
私はTシャツの中にダンボール板を挟んで描くことで、布の寄れや水分の対策をとりました。
後は好きなように自由に描いていくことができました。

リメイク工程

肩の部分にレースとリボンを施そうと思い、レース布とリボンを購入しておきました。
ミシンを持っていないので全て手縫いでやり切りました。
レースにギャザーを入れ、パーツをそれぞれ作っていきました。

合わせて重ねるとこのような感じ。
後はひたすら肩の位置の確認を繰り返しながら縫い付けていきます。
垂らす位置の確認もしつつ、リボンも一緒に縫い付けます。
裁縫は苦手なので、この工程が一番苦労しました。
縫い付けが完成した時の達成感は半端なかったです。ミシンが切実に欲しいとも思いました。

ペイント最終調整

リメイク部分が完成してから、ペイントの最終調整を行いました。
レースやリボンにも絵の具を散らし、Tシャツのペイントも描き加えたりしました。

完成したら、1日しっかり乾かします。
ペイントの定着力を良くする為、乾かした後にアイロンで熱入れも施します。あて布はしてくださいね。
これで本当の完成です！

完成！！

ブラウスと合わせて着てみました。
だいぶんと可愛らしい感じに完成しました。
リメイク部分は手縫いオンリー、初心者なのもあって雑なところは多々あるものの着る分には問題なさそうです。
ペイントも意外と自由に描け、楽しかったです。
試しに１回洗濯機にかけてみましたが、とれることもなく無事でした。
オリジナルTシャツチャレンジ、成功♪

さて、このTシャツを着て、フェイスペイントをしてゾンビになり、USJのゾンビダンスを踊りました。
実はそれもしたかったことのひとつでした笑

そちらはYouTubeチャンネルに投稿しております。

ちょっとした小芝居つきなので良かったら是非ご覧下さいね。

ペイントはとても簡単で誰でも楽しく描けますから、皆様も是非自分だけのペイントTシャツ作ってみてはいかがでしょうか♪
ワンポイント描くだけでも楽しいですよ♪