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調和しようとする姿勢

令和六年夏至の朝。
嵐のような雨が降り続いていた夜から一転、
穏やかな夏の空が広がっています。
力強い夏の空はもう少し先。

昨日家紋印のオーダーページを開けました。

早速「蘭蝶」印のお問い合わせを頂戴し、
自分でもどうしようかなぁと思っていた背中を押してもらって規格印に昇格。

とりあえず、
家紋印のオーダーページ内で「蘭蝶」印もご注文いただけるように致しました。
モンダイなければこのままいきますが、
支障に気づいたら別カートを作ります(どれだけカート作りが苦手なのか)。

上の画像では、12ミリ角の「蘭蝶」印を使っています。

ちなみに、上の画像蘭蝶印の背景に捺している「和」印もご要望いただければ彫刻致します。
「和」という文字印はいままでたくさんバリエーションを作ってきましたが、今回は行書ベースで。
初めてじゃないかな。

いろんな印の背景にそっと捺したいとき、
「和」という文字がもつ意味を思いつつ、願いを込めて
やっぱりこれだな。って思うのです。

和 【わ】
①仲良くすること。

②二つ以上の数・式などを加えて得た値。
③(大和国の意) 
  ア 日本。倭
  イ 日本製・日本風・日本語などの意を表す。
  ウ 大和国の略。

「広辞苑」

和を以て貴しと為す 【わをもってとうとしとなす】
(聖徳太子の憲法十七条第一条として有名)
他人との調和が大事であるということ。

「広辞苑」

調和 【ちょうわ】
うまくつり合い、全体がととのっていること。
いくつかのものが矛盾無く互いにほどよいこと。

「広辞苑」

他人と調和するためには、
当たり前だが自分以外の人と調和してゆこうという姿勢を持っていることが大事であって、
そういう姿勢を常に持っている、あるいは持とうと努力している人が貴い。

自分にも相手にも矛盾がなく、
全体がととのう場所を作る努力を惜しまない人が貴い。

簡単にはととのわなくとも。
それが決して簡単ではないことを知っていてもだ。

その姿勢がその人の「教養」とよばれるものじゃないかと私は思う。


と、
ハナシがそれて元に戻せなくなっていますが、
「和」印もどうぞよろしくお願いします。

見通しよくいきましょ
藤井あき乃

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