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優しくされると泣けてくることが多かった今年、原因は自分の価値観がエラーを起こしていた


2023年最後の日
夏からずっと記事の更新を休んでいたが
最後くらいは一本書こうと思い
あと10時間で今年が終わる今
ようやくパソコンを開いてみた

今年はどんな年だっただろうか?

旅行に行ったり

気軽に友達とご飯を食べに行ったり

忘年会など人の集まるイベントに
参加できるようになった

人と会うことが増えた年だった

omenaは活動を始めてすぐ
コロナ禍に突入し

4年の間、画面越しに会っていた
ワークショップの参加者の人たちと
今年は実際に対面で会う機会が増えた

私が東京に行くといえば
家に泊めてくれたり

私が一番好きな飲み物は
フィンランドのクリスマス時期に飲んだ
グロギだと話したら

わざわざフィンランドレストランに
作り方を問い合わせて作って
持ってきてくれた人もいた

私の地元に会いにきてくれて
私が東京で一番好きなケーキ屋さんの
話を覚えていてくれて
買ってきてくれた

フィンランド式サウナで働く人は
職場に交渉してくれて
一緒にコラボでワークショップを
開催することができた

なんで私のためにここまでしてくれるのだろう?
嬉しいのに
優しくされると泣けてくる

でも、これだけのことをしてくれたのに
私は何を返すことができるのだろう?

そもそも私はここまでしてもらえるような
人間ではないのに…

と、ネガティブな感情が出てくる

誰かがしてくれたことに対して
自分はそれだけの価値のある人間なのか

そう考えてしまうのだ


ふと、それは価値観のエラーが
起きているのではないか
と気づいた


自分は価値のない人間だと思っていた

以前の私は人生を諦めていて

何をやってもうまくいかないし
生きてても仕方ない
死ぬまでの暇つぶし
自分がいてもいなくても
何も変わらない
どうせ頑張っても無駄

そんなふうに自分が無価値だという
思いが強かった

今は
omenaの活動を始めて
ワークショップをしたり
このnoteの記事を書くことで

自分自身も気づきがあったり
癒したり勉強しながら
セルフカウンセリングのような
状態になっていたのだろう

そんなに無価値感がなくなってきたのだ

でも、今年の出来事で
やっぱり私の心の奥底には
どうしても癒しきれない
無価値感が残っていることに気づいた

このnoteもそうだ
たいして更新をしていないのに
”いいね”やフォローしてくれる

でもどうしよう…嬉しいけど
私はそんな待っててもらえるような
価値のある記事書けない…

と思っていた

それに気づいたのがちょうど
記事の更新をストップした
夏の終わり頃だった

そういえば私は毎年
季節が変わるごとに気分が落ち込みやすい
特に秋になるとグッと落ちることがある

今年は自分とちゃんと向き合ってみよう

これも、noteを書いていて気づいたことだった


無価値の正体

なぜ私はそんな感情を持つのか
突き詰めていくと
子どもの頃の自分に行き着いたのだ

・いい子でいると親が認めてくれる
・お手伝いをしたら認められる
・勉強したら認められる

だから大人になっても

・誰かの役に立たなければ自分には価値がない
・のんびり過ごすのは価値がない
・ちゃんとしていないと価値がない

そんなエラーが起きていたのだ

人の価値というのは
誰かと比べたり、競い合うものではない

その一文を見たときにグサッときた

「あの子の方が可愛い」
「この子の方が成績が良い」
「あの子の方が頑張ってる」

きっと子どもの頃に
こうした価値のエラーを起こしたまま
ここまできてしまったのだ

自分が寝ていても、起きていても
どんな仕事をしていても
仕事をしていなくても
結婚していても、独身でも

人間としても価値は同じなのだ

お金持ち
親の地位や職業
キレイ、イケメン、痩せている
才能、病気、障害
スポーツ…

これらは人より優れていたり
あったり、なかったりするかもしれない

でも、それと自分の価値は全く別物なのだ


それでもSNSを開けば
何か新しいことに挑戦する友達や
幸せそうな顔
仕事を頑張っている姿

そんな様子が溢れている

今の時代に、自分の価値とオプションを
切り離すのは難しいのだ

SNSやテレビでも若さや
行動力、美しさ、裕福さなどの
特徴がないと人間として価値がないような
メッセージが溢れている

価値のある人間になるためには

ダラダラしたり
生産性のないことは
人としての価値を
失ってしまうと思うかもしれない

以前の私はまさにその通りで
何もしない休日がもったいなくて
特に用事がないのに
ショッピングに出かけたり
友達を誘ってお茶をしたり
凝った料理を作ったり

何か価値のある
生産性のある人間になりたがっていた

でも人の価値というのは
自分が寝ていようが
仕事をしていようが
休日にどんな過ごし方をしていても
人としての価値は同じ
ただそこに存在しているのだ

だからお正月に
親や親戚の望む姿になれない
自分は無価値
ダラダラ寝正月を過ごすのは
生産性がない
そんなふうに思っている人がもしいたら

そんなことで人の価値は変わらない

何をしていても
何もしていなくてもいい
価値のある人なのだ


2024年の自分

次の年も私は自分ファーストでいく

そしてまだまだ価値観のエラーを修正中なので
記事が書けない時もあると思う

この修正にはきっと自分の子ども時代と
もっと向き合わないといけないので
時間がかかるし
触れたくなくて蓋をしていた
過去の自分の気持ちをちゃんと
見つけないといけないだろう

それから、やっぱりワークショップで
色々な参加者の人と出会うのは楽しいので
ワークショップは開く予定だ

そして、できればフィンランドに行きたい

ワークショップで
「フィンランドに一緒に行きたい」
と言ってくれる人がいるので
一緒にいけたらいいなー
と思っている

きっと2024年は

もっと自分の人生を楽に生きられる

そんな年にしたい

yakko





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あーなんとか今年中に書けた


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