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教会説教をAIに考えてもらってみた。〜対話型AI「ChatGPT」の活用

AI(人工知能)開発を行う米国企業「OpenAI」が、2022年に公開した対話型AI「ChatGPT」は、ユーザーの質問に対し、まるで人間のような自然な言葉で文章を生成できることで、最近大きな注目を集めている。AIによって文書作成の負担軽減や効率的な情報収集など、些末な事務作業が大幅に改善されるのではないかという期待の声があがる一方、誤った情報を回答する恐れや、著作権やプライバシーを侵害する可能性といった課題も指摘されている。

そんな賛否両論が混在する「ChatGPT」だが、何はともあれ使ってみないことには、良いも悪いも分からない。そういえば以前、知り合いの牧師が「復活祭の説教内容に悩んでいる」という話を聞いたことを思い出したので、今回はAIに「イースター」をテーマとした説教を考えてもらった。

その結果がコチラである。

どうだろうか?信徒の心に刺さるかどうかはさておき、確かにどこかの教会で話されていそうな説教内容になっている。これがものの30秒ほどで作成されるのだから驚きである。

初めに言葉があった。言葉は神と共にあった。言葉は神であった。この言葉は、初めに神と共にあった。万物は言葉によって成った。成ったもので、言葉によらずに成ったものは何一つなかった。(ヨハネによる福音書1章1節〜3節)

言葉がAIによって紡ぐことができる時代になった今、改めて、神と共にある「言葉」の取り次ぎの重みを、改めて、考えさせられる。

(textしづかまさのり)

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