エネルギーマネジメント

前回の記事では、エネルギーのマネジメントが見過ごされがちだが、とても重要であることを書きました。

今回はエネルギーマネジメントについて、私が最近学んでいることを書いていきます。

■エネルギー漏れをあげてみる

自分のエネルギーを奪っているものがあると思います。
わかりやすいものだと、仕事で嫌なことがあってストレスを感じた、とか、インフルエンザにかかった、とか。誰でも元気がなくなりますよね。
他に、もう少しわかりにくいものもあります。
例えば。
やるといってずーっと先延ばしにしていること。
いつも人の目を気にしてなんだか疲れる。
規則正しく過ごしたいのにダラダラした生活になっている。
「本当はこうしたいのにできていない」といった類の出来事も人のエネルギーを奪います。
価値観なども少し関係してくる部分ですが、結構見逃しがちな部分です。

まずは自分の中でエネルギー漏れになっているものに気づくことが大事です。認識していることもあれば、書き出してみて、「そういえば、これエネルギー漏れだな」と気づくものもあります。

■エネルギー充填

エネルギー漏れがある一方で、エネルギーが満たされるような時間、行動というものもあるはずです。

多くの人は自然にある程度やっています。
自分が楽しいこと、満足するもの、やっていて元気が出るもの。

これも人によって色々あると思います。

例を挙げてみましょう。

趣味(音楽、料理、ゲーム、などなど)をやる。
仕事の成果が出た。
ずーっと学びたかったことに着手した。
旅行に行く。
一人になる。
新たな出逢い。

その人の価値観によって、やはりこれも変わってきます。

同じことが人によって、エネルギー漏れになったりエネルギー充填になったり。

例えば、「一人になる」というのは、内省が好きな人にとっては大切な時間になっても、とにかく誰かといつも一緒にいたい人にとっては苦痛な時間です。

また、エネルギー漏れとエネルギー充填は紙一重です。
エネルギー漏れを防ぐこと自体がエネルギー充填になります。

例えば、どうしても、合わない人がいたとして、その人と一緒にいることが苦痛だとします。

その人から離れることはエネルギー漏れを防ぐことになり、結果的にエネルギー充填になっていきます。

■意識して意図する

まずは、自分にとって、何がエネルギー漏れで、何がエネルギー充填になるかを明確にしましょう。

意外と自分で気づいていないものもあったりします。

それを意識して、まずさ一日、エネルギー漏れをやめること、頑張ってみましょう。

■エネルギーマネジメントなしには何もなし得ない

多くの自己啓発本では、人間関係や個人の成長について扱っていますが、エネルギーマネジメントが成り立っていない、本人が元気がない状態では、穴の空いた器に水を注ぐようなもので、なかなか前に進みません。

意外とエネルギーマネジメントは、自己啓発の分野では語られることが少ないように思います。まずはエネルギーを整えましょう。

焦って、急いで、前に進むよりも、エネルギーを整えることを優先した方が、必要な出来事、情報に気づきやすくなります。

特に「やりたいことがわからなくて悩んでいる」という人は、何はともあれまずはエネルギーマネジメントを深めることをオススメします。そこから、やりたいこと、進みたいことは見えてくる、やってくるはずです。

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