聴くということ

聴く、ということにこだわって仕事をしている。
様々な役割をやってきたが、一貫して、聴くことは自分の得意技であり、入口だ。

先日、ある対話で、全身全霊で聴いてもらえる気がする、どうやってるのか?と質問された。

そのときにパッと浮かんだことが2つある。

1つ目は自己管理。

このオンライン時代、人と話をしているときに、気を散らすものはあまりにたくさんありふれている。

そういうものに邪魔をされない環境を作ることが大事。

チャットツールは閉じる。
スマホは手元に置かない。
zoomなどで自分の顔(セルフビュー)を消す。

また、相手の話を聞いているときに、思わず施工がそれそうになることがある。そういう自分に気づく。

気づくためには、瞑想などによって、自分をメタに眺める訓練をしておくと効果的。ふと、自分を上から見ることができるようにしておく。


2つ目は好奇心。

好奇心スイッチがある。

その人の意外性、または、深いところがチラ見えすると気になって仕方がなくなってくる。その、欲求に素直に従う。もしかしたら野次馬根性かもしれないという考えもよぎるが、気にしない。

相手を見て、その気になるところに心を近づけていく感覚で話を聴く。

これが私の聴き方。

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