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【エンジニアのひとりごと】意外と忘れやすいこと #14

こんにちは!
前回の投稿から約半年…月日の経過が恐ろしい、
ワークスアイディ株式会社 キャンスタ編集部
RPAエンジニアの、りっさんです(;'∀')

ITに関連する話題や、支援で訪問するお客様先で思うことをつらつらと、
ひとりごと的に行なう14回目。

今回は、「意外と忘れやすいこと」です。

お客様先にて既にRPA(主にWinActor)が稼働している場合、
その改修や追加実装をすることもありますが、
その際に感じた「意外と忘れやすいこと」をまとめてみました。

1.ノードの名前を付け忘れやすい

5年ほど前からRPAに携わって以降、お客様にも共有しており、
面倒さがあってなかなか根付きにくいのではと思っていることですが、
ノードの名前を既定のまま変更しない」ことが本当に多いですね💦

この「名前を付ける作業」をした方が良いことは1年目で気付いたため、
個人的には習慣にできていますが、動作には影響しないこと、
作成する際にはちょっとした時間を取られて面倒であることも相まって、
後回しにしたままの方も多いのではないでしょうか?

この名前を付けるべきかを判断する基準としては、
1年後の自分が見た時にすぐ理解できるかどうか」に尽きます!
該当する場合は今すぐ!命名ルールを決めて付けましょう!

主な理由のひとつは、エラー時の原因発見時間短縮が挙げられます。

エラー発生時に「どのノードが何をしているのかがパッと見てわかるか」、
原因となる候補を確認する際、何の作業が原因なのか」、
場合によってはエラー原因が発生箇所ではないこともありますが、
さかのぼって確認する際に「何の作業が影響しているのか」。

これらを確認する際にひとつひとつのノードプロパティを見て、
何の作業をしているのかを確認している場合は、
作業名称等を名前に付けましょう。

また、「グループで一連の作業をまとめておく」ことも、
併せておススメですので、この機会に設定しておきましょう!
(以下のようなイメージでグループやノード名称を指定します)

2.画面待機を設定し忘れやすい

これは過去から考えるとかなり改善されてきておりますが、
それでもまだしておくべき内容のひとつではないかと思います。

主にはブラウザ系の操作、基幹システム系の操作になりますが、
検索ボタン等のアクション後、画面が遷移する際、
十分な待機時間は設定していますでしょうか?

待ち時間はすべて指定時間待機で解決している」という方、
とても多いのではないでしょうか?
比較的使いやすいノードのため、使用すること自体は問題ありませんが、
これだけを使ってはもったいない」ということに気付いていますか?

指定時間待機の良いところは、微調整して簡単に待機できますが、
例えばおおよそ1秒待機すれば良い場面で、
たまに時間がかかって10秒待機しなければならない事があると、
待機時間を10秒より少し多めに設定しなければなりません。

結果的に1秒待機で良いほとんどの場面でも10秒以上待機することになり、
作業時間がムダに発生する場合があります。

このような場合に使用するノードが「ウィンドウ状態待機」や、
画像マッチング」の「状態チェック」機能です。

画面遷移の際、「ウィンドウタイトルが変化する」場合は、
ウィンドウ状態待機」を使用することがおススメです。
画面の変化は「画面が操作可能になるまで」にします。

これで、「対象のウィンドウにウィンドウタイトルが表示され、
画面操作できるようになるまでタイムアウト時間待機してから、
次のノードに移行する」ことができるようになります!

このノードを使用する際のポイントは、
ウィンドウ状態待機の後に「指定時間待機を1秒程度待機する」ことです。

このことで、「WinActorが認識する操作可能判定が早い場合」、
ワンテンポ(今回の例では1秒)置いてから次に移行」するため、
次の操作にスムーズな移行が期待できます!
(以下のようなイメージで使用します)

画面遷移の際、「ウィンドウタイトルが同じ」場合は、
「画像マッチング」等の「状態チェック」機能を使用します。

元の画面と移動先の画面内が異なる部分を確認」し、
その部分を「画像マッチング」等で状態チェックして、
該当部分が表示されるまで待機する」という状況を、
繰り返し機能を使用して待機させるとおススメです!

繰り返し処理は、回数制限して失敗した際のフォローをするか、
無制限で繰り返し処理をさせるかは、状況によって分けて使用しましょう!
(以下のようなイメージで使用します)

ここ最近、暑い日々が続いておりますが、
体調管理に気を付けつつ、シナリオ管理も気を付けたい、
そんな今日、この頃です。

キャンスタ編集部 RPAエンジニア りっさんでした!

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