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③トイレトレーニングとは?


Q.なんでトイレトレーニングするの?

A.自立の一歩だから。


 将来自立した人になるために、トイレトレーニングは 親子が初めに出合う課題です。赤ちゃんは親が子どもからのサイン(泣く、機嫌が悪いなど)に気づき、排泄に気づき、オムツを替えてあげることが大人の仕事。


 2、3歳ごろになると、子どもからのサイン(股を押さえる、モジモジする、部屋の隅でじっとしているなど)を示すので、それに気づいてあげて、おしっこをしたくなったら、トイレに行くということを教えてあげる、促す、

…などの具体的な対応が大人の仕事。


 ここで大事なことは、トイレに行くか行かないかは子どもが自分で決める、こと。

トイレに行くor行かない。

布パンツをはくorはかない。

  そのことを、親が決めるのではなく、子どもが決めることが大切。

 ただ、排尿感覚(2~3時間ごと)や、行くタイミングは、子どもの判断だけではまだスムーズに行かないので、そこは大人が調整してあげる必要がある。

 大事なことは、
「自分のことは自分で決める。自分で選ぶ」自己決定だと思います。

介護など、人的援助関連では…共通点は多いのではないでしょうか?

 人生は選択の連続。

 将来、子どもが自分で目標を決めて行動できる人になってもらいたいですか?

 逆に、自分のことを自分で決められない人になってほしいですか?

それならば、まず、トイレトレーニングを自己決定の練習、と とらえてみる。というのはいかがでしょうか?

親離れ子離れのスタートライン。と捉えてみては?

例えば、

マラソンにおいて、親子関係を選手とコーチに置き換えてみる…と、想像してみてください。

Q.選手は子ども?それとも大人?
Q.コーチは子ども?それとも…どっちだと思いますか?

Q.選手とコーチ。どちらが主役ですか?

Q.もし、あなたが選手だったら?

Q.トイレトレーニングの主役はだれ?

 Q.大人の仕事は何?

A.マラソンで例えると…

子ども=選手、 大人=コーチ

コーチは助言や環境整備するが、走るのは選手。

  大人は排尿感覚を把握し、タイミングを見計らい、トイレに行ってみようかな?と子どもに思ってもらうように導く。
いろんな工夫をしてみる。
子どもがミスしたらフォローする。
大人もミスすることがある。
大人は子どもだった体験があるから、子どもだったころの気もちを思い出してみる。
 人間は、いっぱいミスして大人になり、大人になってもミスする生きもの。と、おおらかな態度を示してあげると子どもは安心してチャレンジできるとおもうのです。

 子どもが今、がんばっていることを言葉や態度で伝えてあげる。


一緒に喜ぶ。
一緒に悲しむ。
      ↓
選手のモチベーション上がる。
      ↓
選手とコーチの信頼関係良好。
      ↓
記録伸びる。
      ↓
選手の自己肯定感高まる。
      ↓
自信が持てるから、次の課題に挑戦できる。

子育ては、この繰り返しかな…
辛抱がいるしごとですよね。

 大人(コーチ)が疲れ切ってしまったら、子ども(選手)も、走れなくなってしまうから…

大人が自分自身を癒やしてあげる方法がいくつかあると助けになります。(心理学的にはセルフコーピング、と言うようです)

 セルフコーピングの方法の一つは、

つらい気持ちを聞いてくれる人、場所、慰めてくれるアイテム、ふわふわしたもの、食べ物、音楽、場所…などなど…一つだけでなく複数用意。ノートなどメモに書き留めておき、つらくなったときに見返す、など。

 時には、子どもに対してだけでなく、大人自身も、
『こんなに がんばっている、自分、えらいなー🤗』

と、自分を認めて、ほめて、ごほうびをあげることも、とーっても大切なこと…だとおもいます🥰

ではでは〜🌿
良い一日を。

最後まで読んでいただきありがとうございました🙇


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