ついにキタ!夫が語る自分の『変化』
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小2の長男が、学校のプールの荷物を確認していた。
「あとはカードだけその日に書いてもらえばいいんだよね?」
「ごめん。ママわからないからパパにちゃんと確認して。」
学校や保育園のこと、プリントやらアプリやらメールやらで断片的に来る連絡、我が家でいちばん把握しているのは夫だ。私は正直あまりそういうのを管理するのが得意ではない。というかもともと得意ではなかったけど、夫が参戦してくるまでは不得意なこともやらざるを得なかった。キャパオーバーでもあったので抜け漏れがひどかった。
「ママ、ここに名前書いといて。」
夫は字が下手なので、大体の記名は私の役目。
夫に言われ、書くだけならラクなものだ。
夫が主体的に育児をするようになって久しい。もう・・・3年、4年・・・?それくらいか。スッパリと「この日から」とは言いにくいが、それくらいになるだろうか。
先日友人家族とキャンプへ行った。
うちと同じ、7歳と5歳の兄弟のご家庭だった。
夜、子供たちがバンガローへ入ってタブレットを見ている間、大人だけで少し静かに焚火を囲んで飲むことができた。他愛もない話。子供の話。仕事の話。
穏やかに談笑していた時、お友達の子(7)がひとりでバンガローを出てきた。
「どした?」
ママが問いかける。
のどが渇いたとか、ごにょごにょ言いながら7歳は、ママの膝になんとなく体を乗せるというか、擦り付けるというか。7歳は既に体が大きいので、抱っこも不自然なバランスになるのだが、抱き着くというか、すり寄ってくるというか、絡みついてくるというか。うちの子も1日2日に一度こういう仕草をするので、
『みんなするんだな。』
と思っていた。
何かを確認しているような感じ。定期的に『チェックイン』して何かを確認して安心してまた離れていく。7歳にもなるともうあまりベタベタまとわりついては来ないが、定期的にこんな仕草をする。その間隔も少しずつ広くなっているのだろうとも思う。
おそらくだが、自分がちゃんと愛されているか、認められているか、受け入れられるか、それを確認して安心しながら、少しずつ親と物理的な距離を広げていき、そうやって大きくなっていくのだと思う。
それをほかの子もやっていたので、『みんなやるんだな』と思った。
「そうこれ、やられる?」
夫がお友達のパパに問いかけた。
「いや、やられないっすね。」
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夫婦サバイバル(ワーキングマザー編)
ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
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