意外と知らないこと。それは夫のせいではなく自分のせい?
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それは今朝の出来事。
いつものように私が子供たちと一緒に起きて、朝ごはんの支度を始めた。静かに本を読んでいる長男トラと、床で遊んでいる次男タツ。
今日はフレンチトーストの日。ジャムパンとフレンチトースト、1日おきに作って欲しいとの子供たちの要望。容器に卵を割り入れパンを浸しておいて、先にほかの準備を済ませる。
猫の餌、子供たちの水筒、コップ1杯の水を飲み、バナナをちぎる。
次男タツはいま、汗疹やらアトピー(?)やらで体中の保湿と塗り薬が必要だ。
「パパー!タツの薬塗って~」
起きてこない。仕方ない。あとで私が塗るか。
毎朝のカスピ海ヨーグルトは私の日課。夫も食べるので牛乳パックごと作っている。なくなりそうになったら、お湯を沸かしスプーンを熱湯消毒して、新しいヨーグルトの上澄みを新しい牛乳の中に入れて混ぜて、常温で置いておけばヨーグルトになる。
一度に複数の支度が同時に進行する、朝のルーティン。
フレンチトーストを焼くためのフライパンに火をつけた。ケトルのお湯が沸いた。スプーンを熱湯消毒した。ヨーグルトの上澄みをすくって、こぼさないように新しい牛乳に入れようとしていた。フライパンもそろそろ熱くなって煙が出そう。油を敷いてフレンチトーストを入れなきゃ。
と・・・このタイミングだった。ちょうど、このタイミング。
「ママ!ティッシュがない!」
「へ!?」
「ティッシュがなくなった!」
今にも垂れそうな鼻が垂れないように不自然な格好で、長男がキッチンへ来た。彼は鼻炎なのだ。年中鼻をかんでいる。
「え!?いま!?いちばん手が離せないとき!パ・・・パパ・・・お願い!ティッシュだって!いま手が離せなすぎる!」
夫はいつものように、まだベッドにいた。
我が家の間取りは、キッチンのすぐ横に寝室のドア。キッチン、洗面所(ティッシュの収納場所)、寝室が1か所に集まっている。すぐそこにいる夫。すぐそこで鼻が垂れないように気を付けながらティッシュを待つ7歳は、ティッシュの場所を知らない。すぐそこで煙を上げている温まったフライパンと、熱湯消毒したばかりのスプーン。
そして、起きてこない夫。
仕方なかった、もう。
フライパンの火を一度消し、ヨーグルトのスプーンだけは最後まで終わらせ、新しいティッシュをとって長男に渡した。鼻は垂れずに済んだ。
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夫婦サバイバル(ワーキングマザー編)
ごく普通の女が結婚して妊娠~出産。35歳で『ワーキングマザー』になりました。 それまで世の中知ったような気になっていたけど、実は何も知らな…
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