見出し画像

これからの時代のお金は「モノの消費」ではなく「価値観の共鳴」に活かされる?#WORKINGFOREVER11

こんにちは、WORKING FOREVERコラム担当の、Yumi*です。

新型コロナウイルス感染症に罹患されたみなさま、及び関係者のみなさまに謹んでお見舞い申し上げます。

クラウドファンディングの敷居が低くなってきている

コロナウイルスの蔓延によって私たちの日々の生活がガラッと変わり、いくらかの大手企業の経営不振もニュースになりました。業界、業種によっては本当に計り知れないほどの打撃を受けられているのではないでしょうか。そんな中、大手クラウドファンディングのサイトでは、新型コロナウイルス(COVID-19)で影響を受けているビジネスやプロジェクトのバックアップ体制を整えているようです。例えばCAMPFIREでは特設サイトを開設し、プロジェクトを申請する方々の手数料を通常の12%→0%にするなどの施策がされています。

画像1

また、日本初のクラウドファンディングサービスであるREADYFORでは、日本商工会議所とのコラボレーションを通して「地域飲食店応援クラウドファンディングプログラム みらい飯」を実施。

画像2

このような支援体制の構築の影響もあり、クラウドファンディング自体の参画に対しハードルが低くなってきたのではないかと思います。クラウドファンディングって、本当に様々なジャンルのプロジェクトがあります。例えばCAMPFIREのコロナウイルス支援用の特設サイト1つとっても、飲食店、地方自治体、音楽、スポーツなど、支援先は多岐に渡っており「自分の価値観にぴったりあうプロジェクト」が探しやすくなっています。

実際にやってみた

私個人としてもこの自粛期間中にクラウドファンディングで微力ながらも私なりの「支援」をしてみました。たとえば母の日のプレゼントに「AFRIKA ROSE」というバラのお店のプロジェクトに参加しました。

画像3

「自粛期間であっても美しいモノや自然に触れられて、癒しのひと時がある日常はきっと素敵だろうな。」
「自分の消費行動が社会や地球環境にいいことだったらいいな。」

私の中に、このような価値観があったからこそ「AFRIKA ROSE」が掲げていた「理想の社会像」や「解決したい社会問題に対する問題意識」に賛同し実際にプロジェクトに参加することにしました。

現代は戦後直後とは異なり、日常生活に必要不可欠なもののほとんどが揃えられる、便利で合理的な世の中です。私自身がこのコロナをきっかけに何個か「クラウドファンディング」に参加したことで、改めて感じたことがあります。それは、今後の世の中は「自分の所有物」が持つ価値で自分と他人との差別化を計るのではなく、なんでも揃う時代だからこそ「価値観の合うもの」に対して「対価(お金)」を支払うようになるのではないか、ということです。もうすでに言われている話でもありますが、自分の消費行動の傾向が変ったことで改めて実感しました。

画像4

今回は私自身のクラウドファンディング参加経験も踏まえて「お金の使い道」について書いてみました。しかし、それのみならず「人とのお付き合いの仕方」や「仕事のやり方」なども今後どんどん変化していくことになるでしょう。いまはまさに、自分自身の健康はしっかり守りつつ、事態収束を祈りながら、新たなる世の中に向けてできることからアクションするときなのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?