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【現地採用】日本語が喋れるスタッフを採用すべきか否かについて

海外に拠点を置く場合、現地のスタッフを募集/採用する機会も出てくることが多くなると思います。

知り合いに紹介してもらったり、現地の求人サイトに投稿して見たり、やり方はたくさんあると思いますが、日本語がしゃべれる現地スタッフを採用すべきかどうか。と言う点について今回は私の意見をまとめました!

自己紹介
オーストラリア クイーンズランド工科大学卒、海外起業、バンコクを拠点にAI<機械学習>を駆使した自動売買アルゴ開発を行っています。システム開発、ネット秘書、越境EC事業なども手掛けています。

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日本語が喋れる現地スタッフの採用

結論から言うと、日本語が喋れる。と言う理由で採用を判断するのは絶対にやめた方がいいです。

↓これの逆版?

確かに、見ず知らずの土地で、文化もわからない中、日本語ができる現地人がいるのは心強いですよね、

ですが、人を雇うには当然、費用と責任が発生します。

事業立ち上げの初期は特にコスト管理に慎重にならないといけない時期なので、節約できるものは節約し、必要な投資はしっかり行うのが大切だと考えています。

その前提で、

日本語が喋れるから、安心。
ということへの付加価値が極端に低いように感じます。
従業員一人分のお給料や福利厚生の費用を現場担当者の安心感だけのために無駄にしていいのでしょうか。

少し考えれば当たり前ですが、日本人のほとんどは日本語がしゃべれます。ただ、全員が東大に行けるわけではないですよね?

なので、言葉がしゃべれる、と言うのと、個人の仕事の能力というのは分けて考える必要があると常々考えています。

また、

日本語がしゃべれる人の母数よりも、英語をしゃべる人の母数の方が圧倒的に多いので、現場担当者が英語を話せるようになった方が将来的なメリットは膨大に大きいですよね。

もちろん、明確な採用基準を満たした上で、ボーナス要素として、日本語少し使えるとか、日本人相手の商売だから日本語がしゃべれることが絶対条件ということであれば、話は変わります。

余談ですが、海外では仕事(就職や転職)への意識が極めてドライです。

この辺りはまた別の記事でまとめることにします。

では!


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