小説ネオ

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小説書いてる“ネオ”です。主に極短物語シリーズ、短編小説シリーズ、中編小説シリーズを書いてます。見て頂けたら幸いです!2023年12月4日から開始!

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極短物語「インポッシブル」

俺たちの後ろには沢山のゾンビ。俺と兄貴は走って逃げていた。 「いつまで走ればいいんだよ!!兄貴ィ!」 「もうちょっとだけ走れ!あそこに車が見えるだろ!?あれが俺の車だ!」 そうして俺たちは車までなんとか辿り着き車に乗ってその場を逃げた。 「ふぅ……どうにかなりましたね兄貴。」 「フッ何度も言ってるだろ?俺は不可能を可能にするって。(ドヤァ)」 ドヤ顔がウザイ。 一旦場が穏やかになったかと思いきや次は盗賊達が後ろから追ってきていた。 「待てぇぇぇ!その車を寄越せ!!」 「嘘だろ

    • 短編小説「対義」

      *この小説は暴言を含みます。 嫌な方は見るのをやめておいてください。 みんな一回は思ったことはないか? (この人嫌いだな)と。誰にでも好き嫌いはある。物でも、価値観でも、例えそれが人であっても。 この好きと嫌いの対義がこの世界を狂わせる。 まぁ前置きはこの程度、それではどうぞ。 俺は今高校一年、入学したてだ。そして入学したてで嫌いな奴が出来た。それは俺のクラス6組にいるゴリラみたいなやつ。まぁあだ名がゴリラなんだがな笑。 「なんと言っても授業中うるさい!せっかく教師が目の

      • 短編小説「囚われの身(せかい)」

        今、世界には便利な物がある。 “スマホ” それは時代を動かす発明だった。 発売からすぐ人気を集め、すぐに人々に行き渡った。 そしてそれから数十年が経った時、人は愚かな人間になっていた。 SNSで人を叩く。SNSで人をいじめる。 そういう悪い人もいる。 だが良い人もいる。 そしてMikMokというアプリが出てきてからは本望に抗えない人達も現れた。 「流行りを知るだけだから大丈夫。」 そんな訳がない。ただ単にスマホ中毒かもしれない。 しかも投稿を始めてしまったら終わりだ。 「

        • 短編小説「あの世と僕の関係」

          あぁ今日も仕事に行かなくてはいけない。毎日同じ事の繰り返し。最初は楽しかった。色んな知らない事があるから色々と挑戦出来た。でも今はどうだ?もう何年もこの仕事を続けて全て分かるようになってしまった。 ん?なら仕事変えればいいじゃん。 そう思って僕は仕事を探す旅に出た。この話はその一部である。 電車に乗りガタンゴトンと揺られる。外の景色には田舎と山が見える。 とうとう俺の実家に帰ることになるとは… 現在地は大分県のとある町。 「んー帰ったのっていつぐらいだろう?」 俺は駅から降

        極短物語「インポッシブル」