【緊急】突然心臓に異変が起こった日。病院選びの正解って何ですか?
【突然の心臓に異変〜病院での体験談】
病院に来るのは半年ぶりか。
去年の真夏日に例の世間を賑わせていた流行り病に罹ってしまい、それなりに苦しんだ記憶が蘇る。風邪は4〜5年に一回引くぐらいで持病もなく、いたって健康な体だったのだが、先週の土曜日から妙な動悸に気がついた。
立つ、かがむ、寝っ転がる_なにか動作をするとやたらと心臓が跳ねるのだ。手を胸に当てなくても胴体が弾かれるように感じられるほど心臓が跳ねる状態が数秒〜数十秒つづく。運動したときの心拍数の上昇とは明らかに違う動きに狼狽えた私は、2日ほど睡眠時間を増やし、カフェインを抜いてみたものの(※)全く変化がなかったので、利便性の高い駅近の病院で当日予約をとって向かうことにした。
(※)カフェインは心拍数を落ち着けるアデノシンの働きを阻害する強心作用により、心拍数の増加を引き起こす。
駅近のビルの高層階に位置する病院は清潔感のある感じだった。が、フロアの一角で運営しているため、人がごった返しており、外のオープンスペースで患者が待機している状態だった。予約をしていたため比較的早めに先生に診てもらえることになったが、その間に患者の回転数が早い印象が気になった。
と、ここで先生に伝えた内容を共有させていただく。
数日前から動悸が不規則に起こる
運動時・安静時問わず、いつでも起こる
時間は数秒〜数十秒(自覚してる範囲では)
息苦しさや胸の痛みはないが、動悸が激しいせいか意識しているせいか、胸に違和感が残るときがある
運動時の心拍数の上昇とは明らかに違う感じがする
先生に診てもらう前に誘導心電図検査とエックス線検査を済ませた上で聴診で心音を確認してもらうと⋯
「いま2回(脈拍が)とんだの気がつきました?」
との言葉。実感はなかったのでそのまま説明に入りました。
【先生の回答】
先生の回答は以下のとおり。
心電図の検査では期外収縮が起こっているのが見受けられる。
期外収縮は誰にでも起こるもの
寝不足・飲酒・カフェイン摂りすぎでも起こりうる
しかし期外収縮の頻度が1日10%程度(※)を超えると心臓に問題がある可能性がある
(※)ここはちょっとうろ覚えです。
期外収縮については下記の引用&参考リンクをご覧ください。
👇心臓の検査についての参考👇
👇期外収縮についての参考👇
現状ではなんとも言えないということで、精密検査であるホルター心電図(※)を使うとの説明を受けました。しかし翌日が祝日(休業日)だったために、翌々日に再来院して取りつけるということで診察は終了しました。検査だけで特に指導はなし、また、薬の処方もなしでした。
(※)携帯型の記録機を用いて、胸に電極を貼り24時間続けて心電図をとる検査。24時間計測することで、睡眠中や生活の中での異常や発作を把握することができる。
祝日中も仕事だったため、動悸は変わらず起こり続け、不安だけが残るなかいろいろ考えることがありました(これは別記事として書く予定)。
【医師は言ってはいけない?】
ホルター心電図を付けての24時間生活は、若干のやりづらさはありました。3箇所にシールを貼っつけて胸骨柄(胸の上あたり)に心電図がぶら下がっている状態なのですが、背伸びなどをしようとすると、シールがペリッと剥がれるような音がして迂闊に大きな動作ができない感じがしました(おそらく剥がれないと思いますが)。
動悸が起きて以降、睡眠時間に気をつかってめちゃくちゃ寝るようになったのですが、体表温が通常より高く、回復指数が改善しないところを見ると体になんらかのダメージがあるんだろうなと感じています。が、このホルター心電図での結果が3週間後で、「その間に何もないっておかしくないか?」とだんだん疑問を抱くようになりました。
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好意的に解釈すれば、検査で緊急を要するものではないと判断された_と捉えることもできます。そして、病気を確定させるためにはさまざまな検査をして詰めていくというのも何となく理解はできますが、それを一言いってくれても良いのに…と思いました。
断定はできないのは重々承知していますし、下手なことを言って誤解されたくないのも何となくわかります。しかし、検査してる今も動悸は続いてるし、この動悸が急性の症状であるか否か、素人である私にはわかりません。「これから詳しく調べていきますので、あまり不安にならなくても大丈夫ですよ」くらいの言葉をかけてもいいよなぁ⋯と接客業に携わる人間としては思ってしまいました。
そして24時間後に再来院し、看護師さんにホルター心電図を外してもらう際に質問をしてみました。「1週間経ったいまも変わらず動悸は起こるんですけど、ここから3週間待たされるってことは緊急性のものではないって判断なんですか?」と。すると、その看護師さんはカルテを見ていないので⋯と断りを入れたうえでこう言いました。
「超音波(エコー)検査の結果は出ましたか?」
「血液検査とかもされました?」
どちらも「やってないです」と言うとあ~⋯みたいな反応をされました。結局あまりまともな回答はその場では得られず、一応ホルター心電図の解析中に緊急性を要する症状である場合は電話をしてくれるとのお話だけで、3週間後の検査結果を待つばかりとなりました。相変わらず診察室から外のオープンスペースまでギチギチの患者を見回しながら帰宅しました。動悸がつづく身体を抱えながら⋯。
【病院とは無縁なあなたに伝えたい。病院選びについて】
コレは私の実体験と他の人の話を踏まえたうえでの推測になりますが、駅近の病院(特にビルの中にある系)は、利便性重視の客層を狙っているので患者の回転数重視であまり時間をかけない傾向があるのかもしれません。もちろん大病院も同じでしょうが、待機している先生&スタッフの数が全然違うので、狭い一角で運営する病院は先生1〜2人で回し続けるために余計に簡略化された診断方法で済ませるのかなぁと思いました。結局3回来院したうちの最初の一回しか先生とお話できませんでしたし…こんなモンなんですかね?(駅近のテナント料も高いでしょうしね)
普段病院を利用しないためにサクッといけるところを選んでしまいましたが、病気の種類、または不安が大きい場合はやはり専門医が多く常駐している大きな病院を選ぶべきかもなーと思いましたので、ここに共有しておきます。参考にしていただければ幸いです。
とりあえず今は寝ます…zzz
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