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#72校長採用選考論文指導2024

2年目の論文指導

校長2年目となり、2度目の選考論文指導を迎えた
校長を1年間経験して、論文の見え方も変わってくる

校長の職務から校長のすることがある
同様に校長のやらないこともある。やらないと言うのは語弊があるが、
直接校長がするのではなく、副校長や教頭、主任層を動かして進めることである。

論題に合わせて柱や策が変わるのではあるが、
実際に校長になってすることとして考えれば、柱も策も大きくは変わらない。
変わるのは、論題によって柱や策の選択肢が変わるだけである

それらを考えられるようになることが高いハードル
論文を書くとは、そこまで考えられる校長になるための準備と言える。

校長のすることは職務のとおりであり、4管理2監督
1学校教育 2教職員 3学校事務 4学校施設  職務上、身分上の監督

この1年の経験を通して、その具体、カテゴリを挙げる

  1. 経営方針を示す

  2. 教育課程を編成する

  3. 校務運営組織を整える

  4. 職員の人材育成、人材活用を図る

  5. 組織体制を整備する

  6. 危機管理体制を整備する

  7. 情報発信、情報共有を進める

  8. 家庭、地域、関係機関との連携を図る

  9. 施設、予算を管理する

さらに細分化することはできる。学力、体力、ICT、研修などなど。大きな枠組みに含めて考える

そのために、校長としてもつこと

  1. 教育理念 どんな子どもに

  2. 経営理念 どんな学校に

  3. 人との関わり、コミュニケーション

  4. 人を動かす手立て、手法

  5. 覚悟、決意

論文指導の際には、一文一文をカテゴリ分けすると
何を書いているのか、策の重なりや類似、策同士のつながりや連続性が明確になる。
文字数制限があり、書けることは限られている。
昨今の教育動向、中教審答申などから、重点化、優先付けして実効性のある論文とする。

昨年度の選考論文指導はこちら↓

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