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「ボリンジャーさん」は「ボリンジャーバンド」を考えた。

いつも記事を見て頂きありがとうございます。
今回お伝えする内容は「ボリンジャーバンド」を上手に使い、トレードの役に立てよう!とゆう内容になっています。実際にこの記事を見て頂いている方の参考になればと思います。
※私が使用している取引ツール「MT4」での表示が「Bolinger Bands」になっている為、以降「Bolinger Bands」で記載していきます。


説明にいく前に・・・皆さん「Bolinger Bands」はご存知でしょうか?
「ローソク足の上下に線が3本並んでるやつでしょ!」
「2シグマ(σ)の中に95.45%の確率で入るやつですよね。」

等々、人が受けとる印象は様々で、文章は良いところだけを切り取ってお伝えしている事が多いと思います。

実際には、「このインジケーター使えなかった!」なんてことも有りますので、「Bolinger Bandは、こんな場面で使うと優位性が高いですよ!」とゆう場面を紹介しながら、今回はテクニックうをお伝えし、説明していきたいと思います。学んだ分だけ成長しますので、飽きずに勉強していきましょう。

【ボリンジャーさんが考えた「Bolinger Bands」について】
私はいつも思うのですが、「インジケーターに自分の名前を付けられるって素敵だな。」と・・・こうゆうインジケーターを開発する方って、考えて、考えて、考えて、考えて・・・パッ!とひらめくんですかね。話しがそれてしまいましたが、開発した方は「ジョン・ボリンジャーさん」です。ボリンジャーさんは順張りで使用する事を推奨しているそうですが、私のイメージは「プラス3シグマ(σ)のバンドにタッチで売りだ。」のイメージが強いですが「バンドウォーク」といった順張りも耳にします。実際にエントリーはどちらを使えばいいのと悩まれる方も多いと思いますが、どちらも正解だと考えています。なぜなら、相場に合わせたトレード手法だから。だと。


【初めての「Bolinger Bands」】
初めて「Bolinger Bands」を使用する方には、図を見ながら説明していきたいと思います。もしかしたら、品質管理部門にいる方はご存知の方も多いと思いますが、日本語で言うと「標準偏差」を使ったインジケータになりまして、統計学になります。統計学と聴いてもうすでに頭がグルグルグルグル~。

標準偏差にはシグマ(σ)を使います。今回「Bolinger Bands」で使うシグマ(σ)には、

±1シグマ(σ)
±2シグマ(σ)
±3シグマ(σ)

を使います。

シグマ(σ)ち呼ばれる数値の中に入る確率をトレードに使用します。
各シグマ(σ)の中に入る確率としては・・・

・±1シグマ(σ)の標準偏差内で動く確率:68.27%!
・±2シグマ(σ)の標準偏差内で動く確率:95.45%!
・±3シグマ(σ)の標準偏差内で動く確率:99.73%!

数値で見ると相当な確率で、「Bolinger Bands」内に収まるではないですか!±3シグマ(σ)の標準偏差を使ってトレードすれば、勝率も99.73%!と思いますよね・・・実際にはそんなうまくいくことは有りません。

相場は常に上下しながら波形を描き動いています。中には、「Bolinger Bands」を突き抜けて推移していく相場も有ります。統計学を使用したテクニックで、高確率で収まるからと、うのみにせずに、しっかりと「効くポイント」や「ルール」を作ってトレードに活かしましょう!

解りやすい様に詳細を説明していきます。

±1シグマ(σ)は白色線
±2シグマ(σ)は青色線
±3シグマ(σ)は赤色線

そして一番中心に有るのが、「20MA(移動平均線)」となります。
平均が無いと、バラツキが解りませんので。と言ってもバラツキ=標準偏差で、標準偏差の計算式が・・・と説明していくと「よくわからん!」とゆう事になりかねませので、標準偏差についてもっと詳しく知りたい方は「google先生」に聞いてみて下さいね。

今は取引ツールが計算して表示してくれますので、安心してください。

「Bolinger Bands」=「ボリバン」の呼び方が定着していますが、インジケータを探す際は「Bolinger Bands」または、取引ツールに「MT4」を使用していない日本の業者ですと、「ボリンジャーバンド」でテクニカル設定の中に記載されている事がほとんどだと思いますので探してみてください。
それと、「MT4」の中にこのインジケータが「トレンド系」に入ってる事から、トレンドに乗っていくためのテクニカルツールだとゆう事が解りますね。私自身もこの記事を書いている時に、改めて気づきました。


【使ってみよう「Bolinger Bands」】
次は実際にチャートを見ながらどんなポイントが意識されているのか、確認してみましょう!
±1シグマ(σ)の標準偏差内で動く確率は68.27%なのでさすがに、収まりきりませんね。(笑)
次は、±2シグマ(σ)!標準偏差内で動く確率は95.45%なので結構収まっている部分も多くみられます。
最後に、±3シグマ(σ)!標準偏差内で動く確率は99.73%!結構な確率で収まっていますね。さすが統計学ですね。
次は、どんなポイントでエントリーをしていくかを考えてみましょう!

まずは、高値と安値が切りあがっているので、相場の方向としては上昇トレンド中で、「押し目買い」ポイントを狙いたいところですね。マイナス3シグマ(σ)を明確にタッチして抜けて、戻したポイントでエントリーをしたいので、白い丸のポイントがエントリーポイントです。エントリー直前の相場はいったん上昇し「深い押し目」を付けているポイントなので「マイナス3シグマ(σ)」にタッチをして再度上昇していくポイントを狙っていきます。

白い丸のポイントでエントリーをするならば、損切ポイントは、黄色い丸の安値が意識されていそうなので黄色い丸に損切を置きます。利確ポイントについては直近の高値を目標にします。そうすると損益比がとても良く、損:1の益:3ぐらいになりますのでエントリーをする前には必ず損益比も確認しエントリーするようにしましょう。

ついでにお話ししておきますと「ボリンジャーバンド」を損切や利確のポイントとして使用する事も可能だと思いますが、私自身は明確な「高値」「安値」に重点を置いてトレードしています。なぜかと言うと、一目で意識されやすく、過去にも数回反発されているポイントになっている事が多いからです。また、自分自身でも解りやすいので「高値」「安値」を目標として損切と利確を置くことがほとんどです。一番は「自分に会ったポイントを見つける。」事が重要になりますので、初めての方は私の考えを参考にして頂いてもいいかなと思います。


【スクイーズからエクスパンションしたらバンドウォーク】
「レンジ相場」中の「Bolinger Bands」を見て下さい。「Bolinger Bands」が縮小しているのが解ると思います。「レンジ相場」なので価格平均のばらつきが少なくなってきている事で、「Bolinger Bands」も縮まっています。縮小している事を「スクイーズ」と言います。
縮小すると、今度は「エクスパンション」が起こります。英語を翻訳すると「拡大・拡張」となります。相場も、「縮小」したら「拡大」する。の繰り返しです。拡大するとゆう事はトレンドが発生するとゆう事です。上昇と下落どちらに「エクスパンション」するかは長期足の方向性を見極め、同じ方向にエントリーする事で優位性の高いトレードが出来る様になります。

「エクスパンション」すると「Bolinger Bands」に沿って価格が推移していきます。今回のポイントではプラス2シグマ(σ)とプラス3シグマ(σ)にキレイに沿って上昇していっていますね。
見事なまでの利幅を獲得出来るポイントになりますのでトレードする際は、参考にしてみてください。

また、「Bolinger Bands」の活用法としては、「ジョン・ボリンジャーさん」自身も「順張り」を推奨していて、バンドの外側に終値が位置していることはトレンド発生もしくはトレンド継続として考えられているそうです。

今回のチャートで逆張りしていたら恐ろしいことになりますけどね。(^^;)アハハ!
損切は必ず入れましょう!


【スクイーズ中のトレードテクニック】
「レンジ相場」中は「Bolinger Bands」が「スクイーズ」状態なので、ある一定の幅で価格が推移する事がほとんどです。その考えを使ってエントリーポイントに使用します。
図を見て頂きたいのですが、白い水平線の値幅で一定期間行ったり来たりを繰り返しています。そこで、「Bolinger Bands」の「±3シグマ(σ)」を併用してトレードしていきます。エントリーは水平線付近で「±3シグマ(σ)」にタッチしたポイントで売買するとゆうテクニックです。直近で2回も反発されているので意識されることはより高くなっています。また、「Bolinger Bands」もあわせての根拠になりますので、より強い根拠ですね!
今回のトレードでは「売り」が1回。「買い」が1回の計2回のトレードを紹介しましたが、直前や直後の相場でも同じようなポイントが有りますので、そこでもエントリー出来るポイントになります。

今回のご説明はいかがでしたでしょうか?ここでは紹介しきれないエントリーポイント等有りますが、私の記事を見て頂いたことで、興味を持ちこれから実際の取引で活用していこうと考えた方は、今一度自分の目と、手で確認しながら「どんなポイント」で「どんなシグマ(σ)」が優位性が高い等の検証をしっかりと実施してからリアルに移る事をおススメします。

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