月9なの?NHK大河「光る君へ」は異色の恋愛ファンタジー | ドラマ録
転職転職転職…
と、しばらく転職のことばかり考え続けていたらちょっと疲れてしまったので休憩がてら話題を変えてみます。
余白って大事です!
私は受験生の時から朝型でして。ワーママになってからは、自分時間確保のために朝4時〜5時のあいだに起きてます。夜は子供と一緒に21:30〜22時ごろ寝ちゃいます。
朝起きたら、顔を洗って白湯を飲みつつ洗濯物たたみながらドラマを見るというのがかれこれ7−8年のモーニングルーティンです。
私のドラマ好きは、長男の里帰り出産で一時的に実家に戻ってからなんですが、実家って常にTVつけっぱなしの家なんですね。田舎で娯楽がないからTV見るのが唯一の楽しみという感じです。両親ももう引退してますからね。私もつられて育休中にどっぷりテレビっ子生活を送ってました。
特に、NHKの朝ドラと大河はどんなにつまんなくても父が必ず見てまして。一緒に見てたら自ずと習慣になりました。
そして、今季のNHK朝ドラも大河も大変楽しくみてます!
朝ドラ「ブギウギ」はザ・朝ドラという感じで超面白くて、みてる人多いんじゃないかな。主人公が明るくて、歌とダンスが多く老若幅広く女性ウケするドラマだと思います。
そして今回したためたいのが1月スタートの大河ドラマ「光る君へ」。このドラマが異色すぎて誰かと分かち合いたいんですが、私の周辺では誰も見ていないのでnoteで書かせてくださいっ!!
自己紹介でちょっと書いてるんですが、わたし歴史好きでして。(といっても「プチ歴女」くらいのレベル感ですが)歴史好きな人とも繋がれるといいな。
前置き長っ!!
では早速。まず、どこが異色なのかということを語ります。
異色ポイント①平安時代という時代設定
大河ドラマといえば、戦国⇔幕末・ときどき源平というローテーションでおなじみですが、今回は平安時代。なんと西暦3桁の時代です。
大河史上最古の時代なんじゃない?と思って調べてみました。
過去2番目でした。詳しくは↑
にしても西暦3桁って!おそらく資料も殆ど残ってないでしょう。ドラマで描かれる生活様式、衣装などは僅かな資料をもとにした、現代人による「想像」で構成されているに違いない。この辺は近々検証すべくどこかの展示イベントあったら行ってみたいと思います🤩
そもそも大河ドラマ、とくに戦国以前のものは、壮大な歴史ファンタジー・ヒューマンドラマとして見るのが正解でして。
史実に沿っていない!とか批判するのはナンセンス。ドラマなんてみんなフィクションにしないと面白くならないんだから。史実が、とかいっちゃダメダメ。フィクション前提で見るべきものです。
過去作でいうと「麒麟がくる」とか「おんな城主直虎」とかは資料がほぼないところを創作していったと言われていますしね。前回の「どうする家康」も史実と違いすぎると話題でした。でも、いずれもドラマとしては胸熱シーンが多くて面白かったです。
NHKのドラマってお金がかかってるし、脚本も役者も良いからすごく見応えあって面白いです。受信料高いが。やたら某事務所推しなとこもないし(?)純粋に作品を味わえるので好きです。
「光る君へ」の主人公紫式部も「まひろ」という現代人ぽい架空の名前がつけられています。
知らなかったんですが、平安時代って女性の本名を明かすことは「忌避」とされていたんですって。和歌などで使用する通称や「◯◯(父親や兄弟役職)の娘」という形でしか残っておらず、紫式部や清少納言も本名がわかっていないということです。へぇーー!ですよね。詳しくは↓
異色ポイント②恋愛要素強め&戦なし
まだ初期段階でわからないのですが、大河ドラマに必ず出てくる「男どもの戦&胸熱シーン」がいまのところ皆無です。
身分差の恋。
お互いの素性を隠しての男女の心の交流。
ほんのり恋愛感情が湧いてきた気になる相手が、まさかの親の仇の弟⁈
キュンキュンシーンがてんこ盛りです(おばさん表現ごめん)。これは月9なのか⁈
なぜか藤原道長がヤサ男として描かれ(今の所)、紫式部と恋愛感情が絡んだソウルメイトになっていくという方向性が見えます。
生活様式や衣装などをとっかえればほぼ現代劇のようです。
現代言葉を使っているからかな。
紫式部✕吉高由里子さん✕大石静さん脚本の組み合わせからして「恋愛要素強め」になるのもうなづけます。
私は好きですが、実家の父はどんな心持ちで見てるんだろう…笑
当時の政治や、父子の確執といった男性的な重厚シーンも一応は描かれていますが、この恋愛ドラマ傾向に、父世代の年配男性の中ではおそらくすでに離脱している人もいるのでは?!
巷では柄本佑さん、町田啓太さん、渡辺大知さん、金田哲さんの貴族男子チームのシーンは平安のF4と言われているそうですねwNHKはF1女性層でも取り込みたいのかな。
そんなノリで見るのがよさそうです。
ところで柄本佑さんってシュッとしてほんと素敵。塩顔好きにはたまりません。そして吉高さんとお似合い。このドラマの組み合わせが再現されててそれもまたキュンキュンです。↓
異色ポイント③大胆衝撃シーンにネットざわつくw
そして、前回の4話の一番のハイライトが、カバー写真の衝撃シーン。大河ドラマでまさかのアブノーマルプレイw「花山天皇」がXの上位にトレンド入りしたらしいです。
花山天皇は史実では無類の女性好きだったとされているようですが、ドラマ内でもキャラ強すぎて今後物語のスパイスになるにちがいありません。
そして円融天皇の、妻(道長の姉詮子・吉田羊さん演)へのモラハラ暴力シーン。みててしんどかった・・・。
ほんまかいなと思って調べてみましたが、詮子の父の兼家との確執のようなものはあったようですが、夫婦仲についてはそれらしき資料ないようなのでおそらくフィクションでしょう。
いろんなシーンを見せてくれる「光る君へ」。
ヒロインのまひろと道長の関係性に加え、これらのキャラ強な男性の恋愛模様や、それに翻弄される女性たちの有様がエッセンスとなり、源氏物語として紡がれていくんじゃないかなと想像してみます。
高校時代にクラスで回し読みした「あさきゆめみし」、また読み返したくなりました。
転職とはかけ離れた趣味トークにお付き合いありがとうございましたm(__)m
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