無念の転職延期。その間もほそぼそ継続していたこと。 | 43歳ワーママ転職記
前回記事の続きです。
準備万端、いざ!始めようと思った矢先に、転職を延期せざるを得ない状況になってしまいました。
転職延期の理由
転職延期の理由は大きく2つ。
(1)メンバーの産休
めでたいことに同じチームのメンバーの一人が産休に入ることになり、その分の業務を請け負うことになりました。
過去私も2度産休に入ってます。
こればっかりは授かりもの。喜んで送り出しましたよ、もちろん!
やっほー!おめでとう\(^○^)/
そして。2つ目のは笑えません。
(2)会社の業績悪化
会社の方の業績があまり芳しくなくなりました。その結果、外部に切り出していた業務が手元に戻ってきましたーー。
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なんでやーーーー!!!
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産休メンバー分と合わせて、業務量がマックス増えて、抜けるに抜けられない状況に。
後日談ですが、ボーナスも出ませんでした(T_T))
ここまで来ると、夫からも「いいかげん転職したら…?」と呆れられる始末。
夫からは弊社は完全にブラック企業扱いです。
業績状態から新規入社の期待もなさそうなので、その年は、一旦「転職」を頭の片隅には起きつつも、メンバーが復職する1年後を転職時期に定め直すことにしました。
無念の転職保留。人生はケセラセラ!!
1年延期することできっと年齢的にはさらに苦労することでしょう。それは目に見えていたのですが、今抜けると残っているメンバーに死ぬほど恨まれるんだよなぁ。私は表情にはあまり出ないタイプですが、情に厚いところありまして、これでも。
昔、長年同じ職場で働いていた人で、その人が会社をやめるときに言っていた言葉がありました。
今起こっているこの状況は、もしかしたらその先にもっとよいタイミングがあり、大いなるものが「今じゃないよ」って言っているのかもしれない。
そういうふうに捉え直すことにしました。
人生はケセラセラ。
これまでもいろんな大変なこと・辛いことがあったけど、なんとかなったじゃないか。次もきっといい方向にうまくいくさ。
アタマを切り替えやったこと
1年間の活動保留期間中にも、ほそぼそ行ったことがあります。
(1)求人分析
転職エージェトから送られてくる求人の案内から、
どんな企業からスカウトが来るか(需要はどこに?)
ブックマークした企業に応募した人の数はどのくらいか(競合状況はどうか?)
どんな求人にワクワクするか(自分のwillはなにか?)
といったことを計測していくことは継続しようと思いました。
選考を通過するかはわからないけれど、
「需要があり、競合が少ない企業(業界)はどこか」
「私は何をやりたいと思っているのか」
をチェックしていた感じです。
2つ目の「ブックマークした企業に応募した人の数」がわかるのはエージェントによるかもしれませんが、これも参考情報として良かったです。人気求人や不人気求人といった市場理解につながりました。
リモートワーク充実求人や業績が安定してそうなメーカー求人は人気そうでした。
週5フル出社・フレックスもなし、といった企業は明らかに不人気でしたw
みんな働き方重視しているんだなぁ。
スカウトは決して多くはなかったですが、大きくこんな感じのがきました。
とにかく人気がなさそうな業界の営業職・下請けSE職
(いずれもブラック臭がいたしました)IT系の人事マネージャー職
(ワクワクはしないが経歴としてはマッチしているらしい)
ワクワクしたのは「教育」に関わるEdutech分野です。
あと「地方創生」に関わる仕事にも興味が湧きました。
また、事務BPOといった経験が活かせるスライド職種も興味が湧きました。
マーケティング職でも転職を検討していたけれど、私の経験ではスキル不足そうだなというのもわかりました。
こんなほそぼそ活動でも自己理解に繋がったのでGoodでした。
新しいことやりたいんだな、要は。
(2)現業務のスリム化
現職での業務量が増えて、これを機に切り捨てた業務もありますが、それでもやることが山のようにあり、一つ一つ作業見直しと時短化できる仕組みを作っていきました。目的は私がいつ抜けても大丈夫になるため下準備と引き継ぎ用のマニュアル整備ですw
ちなみに、この作業まぁまぁ好きです。
めんどくさいけどやらなきゃいけないことを時短化したり、システムをつかって自動化したりするにはどうしたらいいかを考え、実装していくこと。
私は文系でエンジニアでもないですがCRMを使用した仕事をしているのでそれを使いこなすのが楽しくて一人でモクモクやってました。
私って「自動化」「仕組み化」が好きなんだな。
このあたりは↓のPTA活動でも実感しました。
(3)PTA役員(ボランティア)
これは、私が希望したというより他にやる人がいなくて、まあそれならお引き受けしますっていうスタンスではじめた業務です。1年任期のボランティアですね。
在宅でできるポジションで業務量も多くないと聞いたので、知らないことを知るためのよい機会かなと思いお引き受けしました。
同じ小学校で知り合いがほとんどおらず(小規模保育園出身だったのもあり)、知り合いづくりや情報収集にもなると思ったのもあります。
PTA役員って大変なイメージありますけど、うちの小学校は共働き世帯がほとんどで、コロナを機にいろいろオンライン化・省作業化がされた後のようでした。
なので、世間的なイメージほど思ったより大変じゃなかったです。転入者も多いマンモス校なので人間関係もそんな濃密ではなく、さっぱりしていてやりやすかったし。地域や学校規模にもよるのかな。
あと「先生の業務を増やすのは悪」という考えもあり、それも良いなと思いました。先生業、大変ですもんね。本当にいつも感謝です。
小学校ってまだまだ紙文化が根強く、私の業務はそれをITシフトしていくみたいなことが多かったんですが、まぁまぁ楽しくやれました。
役員の半数はワーママでしたが、一緒に共同作業をしていく上でお互いの持ち味なんかが垣間見えるんですね。あ、この方は人をまとめるのが好きなナチュラルリーダーさんなんだな。とか。会計さんなんかはまさに金融出身の方という印象でした。私はというと、「IT」「作業効率化」ということでお役に立てたような気がします。ITといってもPTA活動はは大したITスキルは使わないんですけどね(Googleドライブを使いこなせるってだけで、ITの人という印象を持ってもらったw)。
でも子どもたちのために無償で何かやるっていうのは心が充実しました。
何が得意で、何が好きなのか。
同年代の社外の人と交流したりすることで、案外自己理解が進むものです。そういった意味では会社という枠を超えて色んな人が関わる「ボランティア活動」って、時間的な余裕がある人にとっては自己理解を深める転職準備の場ととらえてもいいかもしれません。
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