言葉へのこだわり 〜人生の価値観〜
ティーポットです。今日はNHKのきょうのお料理のレシピでロールキャベツを作りました。これが美味しかった!食事がいいと1日楽しいですね。
あなたにとって人生とは?
さて、今日は人生のお話。私が通った高校の校長先生は、人はそれぞれ生きる意味がある。それは人と違っているから。その違いを提供することでお金を得て、仕事をするのだとおっしゃっていました。
じゃあ、私が人と違うところは何か?をここに書くことで、皆さんにとっての人生を見つけてもらう記事にできればと思います。
子供の頃
以前も書きましたが、中学生までは夜8時以降テレビ禁止。自分の部屋でぼうっとしているときに、祖母や母が読み聞かせをしてれたり、母が読んでいた文庫本を読み始めたりしてそこから本を読み出しました。
小学校の頃はブームもあって、SFにハマっていました。それと同時に作文が学校で取り上げらたこともあり、文章を書くのが好きでした。また、基礎英語を聞き出したのは小学校の頃でした。
学校ではクラス委員を務めてリーダー格でした。中学では部活で吹奏楽をやったり、幼稚園から高校までピアノを習っていました。
思春期
高校時代は帰宅部でした。進学校で、授業の進み方が半端なく早く、それでも夏休みには本を読んでいました。高校の帰りに大きな書店に寄れることも手伝って、村上春樹さん、村上龍さんの他、手当たり次第に本を読みました。(特に文庫本ですね。)
将来は文章に関わる職業につきたいと思っていました。得意な学科は英語、国語でしたね。
学生時代
国文科で現代文学を専攻し、大学院も同様。ライターになろうかどうか迷いましたが、ITベンチャーへ就職。
社会人になって
そこで考えたことは、若すぎて人生のテーマとなるトピックが見つからなかったこと。それに、作家とは無から何かを生むことでしたので、どうやったら無からお金が稼げるのか、ということでマーケティングに興味を持ちました。
30代
ITベンチャーは買収で霧散してしまいます。そこで、1から始めて食品メーカーに就職。そこで色々な社会経験を積みました。
40代
お金がどうやって動くのか、それは世の中のどういう人が動かしているのかについてマーケティングから財務までやってみることでわかるようになりました。(全部わかってるわけじゃないですけどね。)
社会経験で見つけたもの
社会経験で見つけたものは、仕事の厳しさとITリテラシー、お金のリテラシー、世界の広さ、一般的に仕事で使われる言葉、コミュニケーション能力など一言では言い表せないけれど、読書やその他のことで作った独自の世界観の中にだいぶ大人の常識が入りました。
そして、それは文士を志した青春時代の何十倍も内面は広く豊かになっています。そして、話すとき、書くときは言葉を選ぶくせが20代からありましたが、中年になってさらに顕著になります。
職務のこともあって、口から出る言葉一つ一つが凝縮されて重い言葉を吐いていたようです。若い女性からはちょっと怖がられてしまいますね。
無口な人・とっつきにくい人と言われるけれど
高校時代から個性的なお子さんと言われていましたが、大量の読書で培った独自の世界観でどうやら私は生きているようです。
そして今、立ち止まってやはり文章に関わる仕事がしたい。言葉を作り出して誰かに届けたい、そのように思うところは青春時代となんら変わりがありません。
皆さんの中にも変わらぬ志はありますか?
会社でリサーチ担当の女性に「なんでリサーチやりたかったの?」と聞くと、その集計作業や検定などを行う行為そのものが無性にやりたかったから、と答えが返ってきたことがあります。
私も、朝日新聞で谷川俊太郎さんが、Macで文筆作業をしているという記事を見て、Macを買うことを決意した経緯があり、言葉そのものを書いていることが好きなのだとわかりました。
また、作家さんのように独特の世界観から抜け出せない、ということもなく、実は現実に着地して生きることができるのだということも、社会人経験から知ることもできました。
そんなわけで、社会性のある言葉を使いながら、言葉を書く実務翻訳の道に進もうと考えました。
皆さんの中で、これやりたい、という変わらぬ何かはありますか?それがあなたの50代、60代からの糧かもしれませんよ。
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