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ミステリアスさを追い求めて
ティーポットです。今日はバジルの第三次収穫をしました。ランチはじゃがいもとベーコンのジェノベーゼソースでパスタをいただきました。じゃがいもは蒸してから炒めたので、味が濃かったなぁ。
ミステリアスな何かに惹かれませんか?
私は高校時代、漢字のミニマムにぎゅっと意味が凝縮されているところが好きで、大学は国文学に進みました。
得意なのは英語だったけども、英語から日本語に翻訳するとき、そこがとてもミステリアスだったのです。
例えば、"New world"を日本語に訳すと、
新世界
新境地
新転地
などなど、いろんな訳し方がありますが、英語では"New world"だけです。文脈やその文章の世界観によって、色々な単語を当てはめられる日本語は、掘っても掘っても色々な言葉が出てきて面白い、と感じました。
そこが、知れば知るほど、もっといろんな言葉が出てくるミステリアスさだと思いました。
それが、今翻訳家を目指す原動力にもなっています。私の采配一つでいろんな世界のいろんな魅力を言葉に与えられる、それが翻訳の醍醐味ですね。
東洋ってお行儀がいいところがあります。
韓国、日本はとても礼節を重んじるところがあります。結果オーライなアメリカと違って、フランクじゃなくお行儀がいい。ある意味コミュニケーションでプロセスを大事にして、結果、良い「結果」を産む。
そして、その礼節を大事にすると、調和が取れ、一人一人の構成員がコミュニケーションの中で立ち位置が決まり、尊重される。そういうところもトップダウンの文化と違っていいなと思います。
ITの世界ではいまいち生産性がないのかも知れないですが、トップダウンじゃない、人をそれぞれに生かす文化は人が社会の真ん中にあるという意味で、良いことだと思っています。
東洋医学も実は好きです。
先日、NHKでツボと一緒に漢方薬の最前線についても特集されていましたが、漢方薬にはとてもお世話になっています。
例えば、気象病。微熱が治らなくてどうしようもなかったのですが、五苓散という漢方で治りました。更年期も当帰芍薬散で治りました。
漢方薬はどうして効くのかはまだはっきりと全てが解明されているわけではないのですが、自然な利き方がとても魅力です。
それに先日の放送では、ツボにも科学的根拠があるそうです。
ヨガ、瞑想もミステリアスですね。
ヨガ、瞑想はどんな運動でもえられない解放感があります。それは足や腕に負担をかけずに、ある一定の穏やかな精神状態を作り出してくれる不思議さがあります。
なぜそうなるのだろう?そこがミステリアスで魅力です。
東洋は西洋から見たら、ミステリアスなんでしょうね。きっと科学が今後色々解き明かしてくれるでしょう。
ミステリアスさは減ってしまいますが、お行儀良く、丁寧に形作られていく言葉や療法は、私を魅了し続けてくれると思います。
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