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難題こそYesで答えて、そしてやり切れ

どうも、小学生の作文を当て馬にしての安倍首相批判ニュースをみてしょうもない大人たちだなーって思ったHiroyaです。

兎にも角にもビジネスをやる上で大事なのは行動してやり切ることです。

すっごい雑ですが、やり切れば何とかなります。やり切りさえしてしまえば、それが失敗したとしても経験値になるし次のアクションの精度が格段にあがるので、まずはやってみることが大事です。

最大の失敗は、失敗を恐れて行動しないことです。悩む時間が一番生産性が無いので、思いついたらまず行動してみるのがイイです。

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ーー言ってはいけない回答ーー

ここでQuestion!世界ふしぎ発見か!w
あなたに、新たな仕事のお話がありました。その仕事はとってもとっても難しい仕事で、誰も出来ていません。自分の技術は到底その領域に達していません。(前提として、自分のビジネスの延長線上)先方から何とか出来ませんか?ってお願いが来ます。
費用はある程度はイイ値で出来る。

あんたは、なんと答えますか?

・・

・・・

・・・・・
多くの方は検討して返事させて下さいって答えると思います。
出来るか分からないので、出来る見込みがあるか考えると思います。すごく良くわかるのですが、この回答はNGです。
NGである理由。
①スピード感が感じられない。
②自信無いんだろうなって思われる
③検討している間に第三者にも打診が行って失注の可能性がある。
④仕事振ってんだから喜べよっとすら思う。

まー発注側からすると、大丈夫かな・・・ってなります。

なので、答えはやります!何とかしてみせます!が正解です。
もし、どうしても検討が必要な場合は、たまにありますが、3日下さいとか短期間で期間を提示してスピード感を出す必要があります。この期間決めは難しくて、相手にとっては遅いよってなる場合があるので、その辺りは注意してください。

いちおう、言っておきますが全部じゃないですよ。全くぶっ飛んだ物理的に無理なことをお願いされたり(納期問題)、やりたくない仕事は別ですよ。
いやいやそんな予算じゃ出来ないよってのもありますが、予算に関しては、名前を売るためや、実績、技術向上のために受けるのはもちろんありです。

ーー難題こそYesで受けろーー

これは、ぼくのお話なんですがある日、超絶難題の開発案件の依頼を頂きました。
それは、リチウムイオン電池の研究をするための世界初の開発案件でした。
当時、私たちの技術では不可能な案件です。まったく未知の世界で、できる出来ないは分かりません。開発期間は1年。(これ結構短い納期提示です。)

***リチウムイオン電池とは:スマホとか、電気自動車に使われる電池のことです。***

でも僕が言ったのは、こうです。正直私たち持っていない全くの新しい技術が必要な新規開発です。でも何とかしてみせます。1年でプロトタイプを完成させ、何とか要望に応えれるレベルまではします。
その代わり、私が考える完璧までお付き合いください。ブラッシュアップして、完ぺきなものに仕上げるのに2年はかかります。っと回答しました。

ここでこう回答したのは、1年目で何とか要望をクリアし、2年目で最終的には満足してもらい、ファンになってもらうことですが、1年で出来ますと回答すると期待値を上げすぎてしまうし、受けた以上は要望はクリアして当たり前なので、ファンにはなりません。そこで満レベルまでは2年の猶予を作って少し期待値を下げたのです。
でも相手は、そこまでキッチリしてくれるんだーってなり、むしろプラスの心理状態に持って行きました。これはちょっと上手いと思います。

さて、カッコつけて答えたのはいいのですが、全然ノープラン、基礎技術から勉強が必要な開発でした。1日18時間ひたすらひたすらこの開発に没頭しました。本当に1年間試行錯誤です。もうこんなに難しい案件とは思いませんでした・・・・w

ここのストーリーを書くと超長くなるので割愛しますが、なんとか約束通り1年で開発を完了し、その後さらに1年をかけブラシュアップして、完ぺきな製品化に成功しました。

これが、世界中で研究者の間で話題となり、本当に世界中から問い合わせがあります。あの時断っていたら、悩んでいたら、うちの会社の未来はあまり明るくなかったかもしれません。
昨日の記事にも書きましたが、競合が先に市場を取っていたかもしれません。

まずは、Yesで受けて、行動して、何としてでもヤリ切ることで道がひらかれる手段です。
要約すると、難題こそ、Yesで受け、そして何としてでもやり切り帳尻を合わせる事で自分のレベルアップに繋がるし、ブランディングにもなります。

この開発をこなしてからの仕事スピードは本当にメチャクチャはやくなりました。また、お話しますが、横展開も考えて設計していて、この基礎技術を用いて、3種類ほど製品があっという間に完成しました。

難題を戦い抜く事でブレイクスルーし、自分の大きな力となります。

いっぱいいっぱい挑戦しましょう。

それでは良い1日を
Hiroya

世界チャレンジの費用に全額充てさて頂きます。 主に、国際展示会の費用にさせて頂きます。