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【#007'】プロダクト・ポートフォリオ・マネジメントについて

おはようございます。谷﨑です。

今回の投稿では、以前からTwitterで何度か載せている、
『プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント(PPM)』について自分なりに書いてみようと思います。

PPMについては、個人で仕事をされている方も、企業経営者の方も、会社勤めをされている方も参考になるフレームワークだと考えています。

一般的に、PPMは「企業の経営における、複数事業ポートフォリオ内の資金配分バランスの適正化と事業の取捨選択」における理論だと思っているのですが、
どんな業務や仕事も、〝生産物の質と量〟は、単純化すると最終的に一人ひとりの効率に依拠するため、経営の視点では事業全体を俯瞰する視点と、1人ずつの労働生産性を重視する視点、この2つが必要だと思います。

大きなレベルの業務/仕事である〝事業〟と、その構成単位である〝個人〟の効率性や評価をする上で、この「プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント」は最重要だと考えています。

noteに一つ画像を載せましたが、
PPMは事業ポートフォリオ内における資金の配分において、
シンプルに『金のなる木』で得られた収入を、『花形』や『問題児』に充てて、『金のなる木』にまで育成していく、という戦略の方向性を示しているものです。

『金のなる木』に位置する事業は、既に市場成長率(マーケットシェア)が低いので、企業が継続して成長を維持しようとするならば、(おそらくブルーオーシャンに位置しているのであろう)『花形』と、(収益構造や費用対効果に問題があると予想される)『問題児』の(1)良い部分をさらに伸ばし、(2)悪い部分を改善していく、という施策を実施して、検証していく必要があります。

世界的に有名な企業は、『金のなる木』に位置する事業やその関連事業で収益や利益を計上し続けていると思いますが、その歴史を辿ると、困難な状況に何度も直面しながらその苦難を乗り越え、現在の優れた収益構造を構築するに至った、という〝優良企業である理由〟が見えてきます。

もし、黒字化を達成している企業で、『花形』に位置する事業からの収益がメインの場合は、市場に存在する需要を、『花形』のサービスを〝変化〟させることで、いかにアプローチするか、というポイントが、最も効率よく収益を上げていく方法の一つになってくるかと考えています。

ざっくりとした内容になってしまったので、詳細についてはまた後日詳細に加筆修正を加える予定です。

いつもご覧いただき、本当にありがとうございます。




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