ゲージの失敗
帽子のゲージ取りに失敗して、全部解いて計算もし直して、また編み直すことにしました。(あら、最近、失敗ばかりの私ですね、、、)
帽子って輪でできていますよね。それなのに、うっかり平編みでknit & purl (表裏を交互に編む)して、そこからゲージを取ってしまったのです。しかも、最近まだ慣れていないアメリカ式で編んでいるので、余計よくなくて。。帽子は輪なので、輪編み用のゲージを取らないといけなかったんです。
ちなみに、人によって違うのですが、knit する時の編み地とpurl の編み地にテンションの差ができる人がいます。私は、フランス式の時はあまりその差がなかったんですが、アメリカ式に変えたら、knitは少しきつく、purlの時はちょっと緩くなる傾向があります。そうなると、knit とpurlが両方ある平編みではきちんとしたゲージが取れません。なので、輪編みの時は、それなりの方法でゲージを取らないといけません。
輪編みの時は、この方法でやります。一段編んだら、糸を後ろに十分に取って、また最初の位置に戻って編みます。
このビデオは英語だけですが、字幕ボタンを使うと英語のキャプションが出てくるので、詳細が知りたい方は参考にしてみてください。映像を見ているだけでも輪編みの時のスワッチの編み方がわかります。
京都にある毛糸屋 amirisuのトクコさんの説明で、ゲージを編んだらそのまま触らずに測る、と言っていますが、私はcast on したら数段ガーター編みをしておきます。底辺がぐるぐる丸まるのが嫌なので。それから、私が見るパターンでは、そのまま何も触らずに測るものもありますが、大抵 "Blocked" = "水に浸けて干す & アイロンをあてるか、スチームする"方法を施してからゲージを測ってね、と書いてあることが多いです。
amirisuのトクコさんのゲージの話は、聞いたほうがいいかもです。
要するに、初心者の方は自分のゲージに合う作品を探して編んだらいい、というのと、自分の編み癖をわかるためにゲージを取って統計を出しておくといい、ということみたいです。
noteお仲間のちーさんが、Ravelryの Advanced Searchというものを使って、自分のゲージを入れると相当の作品が出てくる、ということをやっておられたので、ご参考までにどうぞ。
かのアメリカの有名な編み物レジェンド、Elizabeth Zimmermannさんによると、"ゲージ取りってイヤな作業よね" って言ってくれてますから、安心しましょう。みんな、面倒くさ〜いって思ってるんです。でも、このおばさまも、”ゲージ取りはとにかく大事だからっ!" と言っておられます。。(笑)
続きをまた書きます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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