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「ありがとう」と「ごめんね」

次男君を幼稚園にお迎えに行くと、
うつむき加減の次男君と
なにかをお話している先生。

近づいて 「どうしたん?」と次男君に目線を合わせてしゃがむと
泣きそうな顔で無言の次男君。

先生の話によると

お友達と 虫取りをしていて
お友達が トンボを捕まえたんで
次男君に 一匹あげる と言ってトンボを
次男君のカゴに入れてくれたので
「ありがとう」だね と言うと

うつむき加減になってしまい
「ありがとう」が言えなくて
せっかく 〇〇ちゃんがくれたのに
「ありがとう」って言わないとね。
というお話をしていたと。

私が
「〇〇ちゃんが せっかくいいよってくれたのに
ありがとう やん?(^^)」

次男君
「、、、。」

いつもは こんな感じではないのですが
目に涙をためて下を向く次男君


「〇〇ちゃん ありがとうね!」

と言うと お友達は いいよ(^^)と
にっこり笑ってくれました。

帰り道 なんで 「ありがとう」が言えなかったのか、
自分がお友達に どうぞ ってあげたものを
なにも言わずに そのお友達が持ってたら
嫌じゃない?と
4歳児に 分かりやすく説明したつもりですが

ずっと下を向いて 虫かごを両手で
抱えてたまま 自宅につきました。

その後、長男君が学校から帰宅し
今日の次男君の話を 長男君にすると

長男君が次男君を呼んで
なにやら2人で話をしていました。

こっそり聞いてみると

長男君
「今日虫もらったんやろ?で、ありがとう言わへんかったん?」

次男君
「だって!僕が先に虫取りしてて つかまえたとおもったら 〇〇ちゃんがつかまえたんやもん!」

長男君
「こうやって?」と再現をするように
次男君に見せると

「うん 」と頷く 次男君。
その後 長男君が次男君に色々話を聞いてくれて

長男君が私のところに来て

長男君
「聞いたんやけどさ!なんか~、先に次男君が虫取りしてて トンボをつかまえた!っておもったら〇〇ちゃんの網とかさなったんやって!
あと、、」

どうやら、虫取り中に
網が重なってしまい 自分が見つけたトンボを
捕まえた!と思ったら 重なったお友達の 網にトンボが入っていたようで

お友達は そのトンボを虫かごに入れて
また違うトンボを捕まえたらしく
2匹になったから 1匹あげるよと言ってくれたようです(^^)

次男君からすれば
最初に見つけたトンボは自分が見つけた!という頑固な主張に
自分が見つけていない方のトンボを
あげると言われて 虫かごに入れてくれたものの
納得がいかなったみたいです、、、(笑)

次男君の話なので
お友達の話を聞けば また違ってくるかもしれませんが


「そっかそっか!自分がつかまえた!!って思ったトンボが欲しかったんや(^^)」

次男君は またうつむき加減に頷き


「次男君の気持ちは分かった(^^)でも お友達は あげるって自分が捕まえたトンボを次男君にくれたんやから 「ありがとう」は言わないとあかんよ!」

長男君
「明日 〇〇ちゃんに ありがとう~!昨日はごめんね!って言うんや!」

と誇らしげに言う兄(°д°)

そして、
夕方に トンボをカゴから出して
バイバイしました(^^)

これも、虫好きな兄が
幼稚園の頃に先生に
虫取りをしたら
あとで カゴからはなしてあげるというルールを
次男君に伝授しています(笑)

バイバイしたあとに
明日 〇〇ちゃんに
ありがとう ごめんね 言えるかな?
と言うと

うん。と頷く次男君

トンボも やれやれ。

今日は 長男君に助けられた日になりました(^^)


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