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年末コロナになり、年明けに地元が地震だった年

流行の最先端のような体験をしている(最悪)
といいつつ、結果的に具合は比較的軽症だったし、身内や友人にケガは無さそうだったので運は良かったかもしれない


12/28 発症0日目

朝から喉の違和感を感じる
今までにも近い症状でアレルギー性鼻炎と診断されてたので、それかと思った
ここしばらく渋谷区の図書館を巡っており、この日もそうしていた
喉の違和感が収まらないので鼻炎薬をひとまず飲む
妻に言われて念のためコロナの抗原検査をやるも陰性と出たためひとまず安心するが、翌日も治らないようなら病院に行こうと考える
寝てる間も違和感は消えず、なかなか寝付けなかった

12/29 発症1日目

この日の朝も喉が気になる
昼には倦怠感もでてきた
年末のため閉まっている病院も多かったのだが、たまたま空いてた近場の病院を予約
この日が年内最終日のようだったのでギリギリだった
結構混雑しており数時間待つ
診察自体はテキパキと進んだ
自宅での検査の話もしたが、脈が100を超えてて怪しいということで検査することになった
結果コロナ陽性(インフルは陰性)
療養生活が始まることになった
お医者さんにも「夜から熱上がるかも」と言われたが全くその通りで、
それまで何度か熱を測っても平熱だったのが、37を超えるようになってきた

元々1/2から実家の新潟に帰る予定だったがそれも無理だと判断し、実家に連絡
予約していた新幹線も払い戻しした
払い戻しはえきねっと上で簡単に済んだので良かった

一ヶ月前に妻がコロナになったときの記録
抗体できて大丈夫そうな気もするが、念のためうつさないよう当時と同様に配慮する

12/30 発症2日目

ついに熱が38を超えてくる
ずっと倦怠感があるし、喉の痛み、咳も強くなってきていた
おそらくこの辺が症状のピークだったと思う
寝すぎて寝れないが起きるのこともできないという状態が続いてかなりしんどい
インフルの方がしんどかったが、コロナだと80%くらいのしんどさが長く続くような印象だ
前日まで自分が家事を中心にしていたのだが、この日から妻は仕事が休みになり、同時に家事も全部任せた
こちらはほとんど何も出来ない状態なので非常に助かった

12/31 発症3日目

食欲わかず、全然飯を食べれない
この時期色々食べたいものがあるのに……
と思っていたら体重が3kg落ちた(74kg→71kg)

このタイミングで家族が色々食品を送ってくれたのも助かったがすぐには食べれない状態だった
夕方になって少し体調が戻ってくる
大晦日のテレビでRIZINがやってなかったり、伊東家の食卓がやってることにビビる
結局紅白をちょっと見たり、孤独のグルメの年末SPを見たり、youtubeでオモコロとかバキ童とかバーバパパを見たりしていた(通常運転)

1/1 発症4日目

TVerでクイズ正解は一年後を見たり、youtubeでザコシを見たりしてすごす
具合が悪いのはまだ続いており、昼間もずっと寝ていた
夕方頃に起きると妻から大きな地震あったと聞く
ちょっと理解が追いつかなかったのだが、テレビをつけるとどこも「津波!にげろ!」といった報道だった
僕の実家は信濃川の河口近くの新潟島と呼ばれる地域だ
また友人は上越、中越、佐渡出身もいる
ニュースは石川の話中心で地元の状態が実際どうなっているのかまではよくわからず、色々想像して涙がでてきてしまった
Xでよく発言している人はすぐに状況がわかったので安心した
実家や友人にLINEで話を聞いてみたところ、
すごく揺れたとか物が壊れたとかはあったが基本無事そうだった
一人、帰りの道中で新幹線が止まってしまった友人もいたが、彼も無事帰れたとのことだった

1/2 発症5日目

体調はよくなってきて、家事に手をつけられるくらいにはなってきた
津波の注意報が解除になり、テレビはニュースが済んで箱根駅伝だとかバラエティなどもやっていた
徐々に被害が明らかになっていて、家族から写真をもらったりもしたが、
液状化によって道路にひび割れができていたり土砂が堆積しているところもあるようだった
余震は続いているようだが、とりあえず知り合いは無事そうだったので安心していた
と思ったら今度はJAL機が炎上というニュースもあってビビる
色々めちゃくちゃで気が滅入ってくる……

1/3 発症6日目

一応外出してもOKな期間ということで久々に外を歩いた
とはいえ外食はせずに常にマスクはする
喉の痛みは完全になくなったが、完全回復にはまだ少し時間がかかりそうであった

療養中に助かったコンテンツ

不安の哲学

元はというと妻がかなり不安症なのでどうすればいいんだろうと思い手に取った本
病院の待合室でも読んでいたのだが、ちょうどコロナ禍における不安、病気への不安も題材となっており、あまりにも自分の状況に即した内容だった
最近こういうことが多い気もする
元々以下の本を読んで不安は少ない方だと思っていたが、より精神的に落ち着いた気がする

よくコロナに勝つとか負けるなという言説があるが、別にコロナ自身にそういった意識があるわけではないし、制御可能なものではなく、なったからといった気にする必要はない、といった話は身に沁みた
また人生をキーネーシス(始点から終点へ直線的に進む)ではなくエネルゲイア(常に変動する)のイメージで捉えるというのも今までに無い視点だった
具合が悪いときに病気であることを認めたくない気持ちも正直あったのだが、体の声を無視しないことが重要ということも改めて思った

ながみく

体を起こして動画を見たり、スマホを操作するのもしんどかった
そんななか音声だと寝たまま聞けるのでかなり良い
最近図書館で借りた本とかポッドキャストで聞いてるのは意識が高すぎるので、何も考えなくて良い、くだらないコンテンツが聞きたかった
寝てるとき、今は何もしなくていい、何も考えなくていいんだ、と自分に言い聞かせてたのだがそれでもなかなかリラックスできなかった
ながみくはちょくちょく聞いてたのだがこういうのがちょうど良い
みくのしんのデカ声ツッコミでしか得られない面白さがある
ここしばらくでみくのしんや、長イキの活躍が増えてきたのも嬉しい

ザコシ

気が滅入るニュースが多いので、酷すぎる映像を見て調和をとる(は?)
これこそ頭を空にして見れるので良い
めちゃくちゃやってるけどなんだかんだ仲の良い芸人に優しいのもええやんええやん

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