世界一過酷で豪快な祭in Brazil🇧🇷 【ボイブンバ】
世界で有名な祭と言えば、世界の果てまで行ってQ の宮川大輔さんが行っていたイングランドの「チーズ転がし祭り」や、スペインの「トマト祭り」あたりを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
上記の祭りの他にもタイの「水掛祭り」やブラジルの「リオのカーニバル」もありますし、全部行きたいと思ってます。
僕が世界一周中に参加した祭りは2つしかありませんが、どちらもかなりディープで珍しいものなので記事にしようと思いました。
この記事ではブラジルのアマゾン川流域の小さな街「パリンチンス」で毎年6月に行われる「ボイブンバ」と言う奇祭についてお話しします。
(次の記事ではインドの奇祭「クンブメーラ」について書きますのでフォロー宜しくです!!)
僕が世界一過酷と断言する理由はスケジュールと環境にあります。笑
まず、AM9:00~PM4:00くらいの間は炎天下で会場がオープンするのを待つ必要があります。この時点でバッテバテになりますww
やっとの思いで会場に入るのですが、会場に入る前に大きいペットボトルを持っていた場合は捨てられますwww
まずは赤と青のチームごとに約1時間ずつの応援練習があります。(応援練習とは?wってなる笑)
これが終わる頃にやっと太陽が沈み出して涼しくなります。
ここからが本番。
それぞれ2時間半ずつの実演と観客の応援があります。
終了するのがAM1時くらいで、寝床に戻る頃にはAM2時近いです。これが連続で3日間。笑
しかもこの時期だけ混むような小さな街なので宿は1泊5万円くらいしますw
なのでハンモックをでかい停泊船の中にはって寝ることになります。体は全然休まらないのでとにかく辛いですww
概要はこんな感じ。
今回はこの記事から引用して書きますね!(後半に書いてあります)
綺麗でカッコいい写真はブログページで見れます!!
2019.06.27
無事、夕方にパリンチンスに到着。
弓場農場で会った日本人の渡さんと再会した。
午後はアマゾン料理のタカカを食べた。
毒素のある葉っぱは加工したら食べれるようになるらしく、食べたら舌が痺れて面白かった。
明日の祭りに備えて、今日もハンモックで寝たが、ハンモックにはなかなか慣れない。笑
ハンモック船の宿泊代がツアー会社のミスで含まれていなくて、50レアル追加で払わされた。
(後で請求したけど返してくれなかった。)
2019.06.28
AM9:30に船を出て、会場へ向かった。
その途中に、僕たちが応援する青色のカプリショーゾ(赤色はガランチード)のTシャツを買った。
AM11時頃から並び出して、会場のゲートが開いたのはPM4時前。
これだけ並んだのはいつぶり?というか初めてな気がする。
中に入ると野外席は太陽が当たって暑かった。
すぐに応援練習が始まった。
応援席は無料だが、指定席は有料で、PM8時くらいまで逆に中に入れない。
今回使われるねぶたみたいな大車もあった。
応援練習だけでヘトヘトだったが、PM8時過ぎくらいから本番が始まった。
最初はガランチードから。
オペラやダンス、それに合わせた応援や大車、演出が凄かった。
大車を頑張って押している大道具さんの姿も見える。
たぶんインディオの物語を描いているんだと思う。
途中、日本が絡む場面もあった。
とても幻想的で来てよかったと思った。
2時間半みっちりとやった後に、インターバルが少し入り、次は僕らがいるカプリショーゾの番だ。
会場入りのタイミングで大きなペットボトルの飲み物を捨てられたのもあり、すでに水分不足だった。
みんなの応援の盛り上がりが凄くて、熱気を感じた。
ジャンプする応援の時には、会場が揺れた。
応援している時は忙しくて全然大車やダンスは見れなかった。
途中、喉が渇きすぎたのと疲れで、大車がもうそういう神さまみたいに見えてきて、召喚の儀式に思えた時もあった。笑
しっかり2時間半応援して、終わったのがAM2時。
これが3日間あるとかハードだな。笑
2019.06.29
船のハンモックはなかなか疲れが取れない。(エアコン効きすぎ)
昨日より遅く、昼の12時頃に船を出て13時頃から並び出した。
予想外だったのが、初日よりも人が多かった事だ。
とにかく暑い中、ゲートオープン時間の16時まで待ったが列が進まない。
そのまま結局、19時くらいまで待った。
今回は人が多過ぎで入れなかった。笑
道端のテレビで青の演技を見て、この日は帰った。
相当疲れが溜まる。。。
2019.06.30
ボイブンバ最終日だったが、昨日までのハードスケジュールと船でのハンモック睡眠、部屋の寒すぎる冷房で熱中症みたいになっていた。
それでも最後なのでなんとか並んでいたが、相当えらかった。
一緒にいたわたさんに並んでもらわなかったらヤバかった。
最終日のガランチード(赤)の応援だけ見て、この日は船に帰った。
カプリショーゾ(青)の応援をしている余裕はなかった。。。
2019.07.01
船に乗り、パリンチンスを出て、マナウスのゲストハウスへ戻った。
(ここでもツアー会社のミスがあって、ボートに乗れなかった。一緒に乗るはずだった現地人のおばさん達は我先にと他のボートに乗って帰ってしまって、外国人の僕らは本当に困った。結局警察にボートを見つけてもらって帰れたからいいけれど。。。)
帰りのボートはハンモックではなく、横になれたので体調は大分良くなった。
予定していたAM4時発のボートに乗れなかったので出発が6時になり、大変だったが、250レアル返金してもらえるのでむしろラッキー。
とまあ、祭りを予約した旅行会社と揉め事もあったり、熱中症になったりと大変でしたw
でも一生経験しない貴重な体験ができて良かったと心から思います!
まとめると、ボイブンバはパリンチンスの街が赤(ガランチード)と青(カプリショーゾ)に別れ、三日間の応援合戦を行う祭りです。
リオのカーニバルの次に大きな野外オペラで、かなり大きな山車やサンバも見れて迫力のある空間を楽しめます!
もしブラジルのアマゾン川付近に6月に行く人は参加してみてください!
感想待ってます😄
新時代を生き抜くヒントはここにあります。あなたの応援は無駄にはしません。ありがとう。