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生産性 マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの (伊賀泰代)

マッキンゼーだー、マサチューセッツだー、東大だーとか
いろいろネームバリューがある組織の方法論といっても
中身はそんなに変わらないのかもしれない。

生産性は「成果物」と、その成果物を獲得するために「投入された資源量」の比率として計算されます。「アウトプット」÷「インプット」といってもよいでしょう。


生産性向上のための四つのアプローチ

① 改善による投入資源の削減
エクセルでマクロプログラムを組んだり、手書きの定型書類をパソコン上で入力できるフォーマットに置き換えるといったITの活用など。

② 革新による投入資源の削減
ロボットなど大型工作機械の導入による組み立てプロセスの自動化。
コールセンターをインドに移管など。

③ 改善による付加価値額の増加
ベテラン技術者の技を新人に伝授することで、より付加価値の高い製品を作れるようにする。パッケージデザインを変えることで高級感を出して値上げをしたり、人気タレントを使ったプロモーションなど。

④ 革新による付加価値額の増加
新素材を開発し、圧倒的な付加価値の向上。
フェイスブックは、「個人情報の収集の生産性」を大幅に高めることに成功し、それが同社の極めて高い付加価値額(広告料)につながっている。

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