2020-02-16_一魚一会

さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~ (さかなクン)

いまや超有名人のさかなクン。
彼がどうして、ここまで魚好きになっていったのか?
どう育てられたのかが分かる本です。

夢を自ら手放さなければ、やがて手に入れられる、そんな元気がもらえる本です。
漢字にルビもついていて、子供でも読めるようになっています。


お魚が好きで好きで、とにかく大好きで。ただひたすらお魚さんたちだけを夢中で追いつづけていたら、気がつくと「さかなクン」としてこの場所にいました。

そんな奇跡のような、けれど必然のような、なんだか不思議なわが人生。でも半生を振り返ってみて、ひとつだけ確かだと思えることがあります。

それは、〝好きに勝るものはなし〟ということです。
好きだから、もっともっと知りたくなって、知れば知るほどたくさんの感動をいただいて、夢も広がって。そして「さかなクン」ができあがったのです。


はじめは、働く自動車が好きだった

「お母さん、すごいよ、すっごいすっごい。こんな夢のような場所があるんだねぇ。なんだか、夢の中にいるみたいだよ。心臓らへんがなんかふわふわしてる!」 それからゴミ収集車のまわりを走り回ったり、一台一台いろんな角度から眺めてみたり、ペシペシとたたいてみたり。その日は日が暮れるまで飽きることなく、ゴミ収集車を楽しみました。あのとき見たド迫力なゴミ収集車の楽園、そして母の満足気な笑顔は、いまでも鮮明に目の奥に焼きついています。

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1,937字
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