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たべっ子どうぶつ日記(8箱目~14箱目)


第1回はこちら。



8箱目(4/18)

8箱目にもなると、「私はなぜA4用紙にたべっ子どうぶつをアルファベット順で並べているのか」という考えないようにしていた気持ちが、自分でも把握していない臓器からふつふつと湧いてくる。

そして、今日のガチャ結果は

DUCK(あひる)、ELEPHANT(ぞう)、LION(らいおん)、MONKEY(さる)、PARROT(おうむ)、PEAFOWL(くじゃく)、SPARROW(すずめ)の7種類が3匹入っている大混戦の様相であった。

どのくらい混戦かといえばCaps Lockを意図的にオンにするくらい。

しかし、その中でも7日目に引き続き左下SHEEP(ひつじ)が4匹と貫禄を見せつけ、毛刈り祭りが続いている。

また、7日目まで出てこなかったHIPPO(かば)が2日連続で出るなど、存在感が薄いどうぶつが徐々に頭角を表しつつある。

ただし、その一方で、

今までその絶滅危惧っぷりから最下位をキープしていたHIPPO(かば)に代わり、地味に2箱目で1回しか排出されていないRHINOCEROS(さい)が最下位へと変わった。
8箱・384匹の中に1匹しか居ないと考えると、早急に国際自然保護連合の支援が必要になるレベルではないだろうか。

全体の排出率上位は

7・8箱目で9匹の繁殖をしたSHEEP(ひつじ)が首位へと躍り出た。

SPARROW(すずめ)も安定感がある排出で今日もチュンチュン鳴いて同率首位である。
一方、6・7箱目で首位かつ皆勤だったOX(おうし)がここに来て初めての絶滅もとい欠席。


この時点での皆勤賞アニマルはSPARROW(すずめ)、HORN-OWL(みみずく)、MONKEY(さる)そして表には出ていないがELEPHANT(ぞう)の4種類に絞られてきた。

皆勤が徐々に途絶え、上位陣の入れ替わりも激しくなっていよいよ先行きが分からなくなってきた。

メタ的なことを言えば、たべっ子どうぶつはまとめ買いされているので、私がどの箱を開けるかだけで結果が全然違ってくるのだが。


9箱目(4/19)

どうぶつたちを選別する際、箸を使っているのだが、右腕が痛いせいで捗らない。

原因は、就寝前に「どうぶつの森」をプレイしながら、寝落ちし、結果Switchの重さが一晩中右の手のひらに掛かっていたからだと思う。


冷静に考えれば、なんで夕方にどうぶつを仕分けた後、夜にどうぶつと交流しているのか。

これ、ウミガメのスープにでもしてほしいな。たべっ子ラー的にはTORTOISE's SOUPだろうか。

そんなHUMAN(ひと)が右腕の痛みに耐えながらのガチャ結果は、

BAT(こうもり)、BEAR(くま)、DUCK(あひる)、ELEPHANT(ぞう)、MOUSE(ねずみ)の5種が3匹と特に言及することもない結果であった。


強いて気になる点を上げるとすればLION(らいおん)とMONKEY(さる)が半身のみでパッケージに入っているという、ブレイキングポイント(物理)が発生しているところだろうか。

ちなみに、ライオンに関しては過去にも、

お前それサバンナでも同じこと言えんの?

排出された15匹中、7匹が故障しているという、野生の凄みを体現したかのような結果となっている。

あと、書いていて気づいたけど、左上のライオンに関してはLYNX(やまねこ)と間違えて繋げてしまっているので、ネコ科同士の地味キメラが誕生している。今、2箱目の写真を見返したら、ライオンヘッドのヤマネコも同時に誕生していたので、統計に影響はないが。

まぁ、生態系にはとんでもない影響を与えているが。


9箱目時点での排出率上位を見ると、

SHEEP(ひつじ)が単独首位に立った。


しかし、2箱前まで首位だったOX(おうし)が2日連続の絶滅で4位タイまで下落している。盛者必衰、過酷な生存競争はたべっ子界とて例外ではない。

また、皆勤賞関連だと、

なんと、ここでMONKEY(さる)の排出が途絶えてしまった

下半身だけでなく、上半身も出ていれば皆勤であったのだが、どうやらベルトコンベアーはさるには微笑まなかったみたいだ。


さぁ、ここに来て皆勤アニマルがSPARROW(すずめ)、HORN-OWL(みみずく)、ELEPHANT(ぞう)の3種類に絞られた。
より長く、ピンクの箱で種族を栄え続けられるのはどのどうぶつか、注目だ。


10箱目(4/20)

キリがいい10箱目だ。


箸でどうぶつをコピー用紙に並べるという、「徒労」としか形容しえない行為ですら、数をこなすと徐々になれて早くなってくる。


さて、今日の私の生態系という名のガチャ結果は、

LEOPARD(ひょう)が5匹と、群れをなして獲物を狙う結果となった。
次いでPARROT(おうむ)とHEN(めんどり)が4匹いるので、エサには困らない状況である。

そして、全体の排出率上位は、

SHEEP(ひつじ)が2匹伸ばして3箱連続安定の首位。
2匹差でBEAR(くま)とHORN-OWL(みみずく)がマトン肉を狙っている。

また、ここで4位・SPARROW(すずめ)の皆勤賞がヒョウにでも食べられたのか途絶えてしまった。

残るはHORN-OWL(みみずく)とELEPHANT(ぞう)だけ、果たしてどちらが先にクマやヒョウの餌食になるのか。
どう考えたってゾウが優位すぎるが、こと、たべっ子どうぶつ界では現実社会の常識など通用しないのだ。

次に現時点での下位の排出率を見ると、

PORCUPINE(やまあらし)、TAPIR(ばく)だの動物園でも注目されないタイプのどうぶつが入る一方、DOG(いぬ)のように人に愛されがちなどうぶつもブービーだった。
人からの愛され度と排出率は特に関係ないのか。


また、RHINOCEROS(さい)が今回2匹排出され、単独最下位を脱するなど、捲土重来を図っている様子もうかがえるので、ひょっとすればそのツノで他のどうぶつたちを蹴散らしてくれるかもしれない。


11箱目(4/21)

そういえば、先駆者がいるのかと確認していなかったなと思い「たべっ子どうぶつ 排出率」で調べてみる。

いた。しかもGoogle検索の1番目に。

もうこの時点でデスクトップPC諸共ぶん投げてやめてもいいかと思ったが、読み進めると、12箱の実地調査の上で数学的に解析するという非常にアカデミックな内容であった。


嫌いな言葉ベスト3が「微積分・三角関数・ベクトル・線形代数」である私には到底無理な行為だ。
なんなら3以上の数を数えることすら危うい。しかし、「開ける箱数なら勝てる」「どうぶつ毎の重量は測っていない」という根性だけでどうにかできそうな2点に懸けて続けていきたい。

これが私の情熱だ。(本当は11箱目で損切りする勇気がない)

ちなみに検索2番目が私のNoteだった。みんな思いつきそうなのに、意外とやっている人が少ないんだね。思いついた上で誰もやっていないことは「意味がないこと」ってどっかで聞いた言葉を思い出す。

そんなことはともかく、11箱目のガチャ結果は

LION(らいおん)が4匹と、10箱目のLEOPARD(ひょう)5匹に続いて、サバンナ味が強い結果となった。
次いで捕食対象のSPARROW(すずめ)が3匹と確かな存在感。どうやらライオンには食べられなかったようだ。

さて、11箱目時点での排出率上位は


8日目から引き続いて、SHEEP(ひつじ)が1匹差で首位である。

しかし、未だ皆勤賞のHORN-OWL(みみずく)やSPARROW(すずめ)も虎視眈々と首位を伺っている。
また、4位以下にもBEAR(くま)やライオンなど猛獣たちが控えており、ヒツジには油断は許されていない。


12箱目(4/22)

今まで書いている中で、味の感想を書いていなかったことに気がついた。

え~と……なんかこう、優しい感じのバタービスケットって感じで、毎日食べても飽きないって感じの味です。
え~と、具体的に言うと、毎日食べても飽きないけど、毎日中身を並べた上で1枚1枚重さを量るのはダルイって感じです。

WoodLetter,2022「たべっ子どうぶつ食レポ」


……こんなの、食レポどころが文章としてもマイナス100点、地獄でのペナルティがかさ増しされるレベルだ。殆どに人は共感もできないだろうし。

そんな味100点の食レポ地獄行きの12箱目ガチャ結果は

BEAR(くま)DOG(いぬ)HORN-OWL(みみずく)MACAW(いんこ)が3匹で伯仲。あと右下の怪我アニマルが今までの中で一番多く排出されてた。


次に、排出率上位どうぶつについて見ていただくと、



ここでHORN-OWLが単独1位となった。
しかし、それよりも気になるのは、

なんとELEPHANT(ぞう)の皆勤賞がついに途切れてしまったことだ。


実際のところ、袋からどうぶつたちを取り出す段階で「どのどうぶつがいて・どのどうぶつがいない」というのはなんとなく分かるものなので、ゾウの欠席にはエウレカ!と叫んだ哲人のように「ついにか!」と叫びたくなってしまった。

さて、残る非絶滅アニマルこと皆勤賞は、現在首位排出率のミミズクのみとなった。
もしかして、夜に開封しているからミミズク有利なのか?
果たして、どこまで記録を伸ばすことが出来るのだろうか。



13箱目(4/24)

たべっ子どうぶつの味には飽きないが、毎回箸で並べて・数えて・重量を測ってと繰り返す作業には飽きてくる。

その証拠として、昨日はたべっ子を開けていない。

たべっ子倦怠期に入りつつあるというのだろうか。


正直、時給を貰えるのならばやる作業を何故自主的にやっているのかは、自分でもよく分かっていない。100箱くらい続けたら悟りでも開けないと割に合わん。


さて、無益な行いが産み出した13箱目のガチャ結果は、

こんな感じ。

なんと、今まで存在感が薄かったFURSEAL(おっとせい)が4匹とハーレムを構築してきた。

次いで、BAT(こうもり)、SHEEP(ひつじ)、SPARROW(すずめ)といった定番アニマルとともに、なんと排出率下位のWILD BOAR(いのしし)が3匹と続く。ELEPHANT(ぞう)も今日は2匹で出席している。


さて、12箱連続皆勤記録のHORN-OWLについて気になるところだが、(写真を見ればこの先の展開は予想できるだろうけど)排出率上位について見ると、

ここでSPARROW(すずめ)がSHEEP(ひつじ)と同率首位に立つ一方、なんと3位・HORN-OWL(みみずく)の皆勤賞が途絶え、絶滅しているではないか!

そのせいもあり、首位の座からも引きずり下ろされている。

なんと13箱目でついに、1箱目から連続で排出されたどうぶつはゼロとなってしまった。驚いたので同じことを2度言ってみた。自然界、いやたべっ子界の厳しさを思い知らされる。

ちなみに、現時点での低出席率アニマルは

HIPPO(かば)の3箱・3匹である。もちろん排出率も最下位。今日1日だけでオットセイに負けてるからな。


その図体に見合ったのんびり屋さん具合が伺える。

と、擁護しようとは思ったが、もっと図体がデカい草食動物ことELEPHANT(ぞう)が11箱連続で排出されているので多分ただのサボりだ。

もしくはイソジンの営業活動に忙しくてそれどころではないかの2択。



14箱目(4/26)

ついに2週間目の終わりにたどり着いた。

読み返してみたら、ただ一日毎に排出率の高いどうぶつについてだけ書き綴っているだけじゃないかという気持ちが産まれた。

しかし、食べ方に工夫を施しているワケじゃないので、マジで書くことがない。

一応、箱側面に「千葉県佐倉市の富里様」なる方が考案されたレシピが載っていたりするが、一体実践したことがある人がどれくらいいるのだろうか。

そして、なぜCAMEL(らくだ)がオーブンで焼かれる苦行に合わされているのか。多分砂漠的なイメージで暑さに強いとかそのあたりだろうけど。

あと、お前。
どうぶつ46種類にゴリラはいないからな!自分だけ食われないからって気楽そうだな。


さて、「パッケージにツッコミを入れる」という技法を14箱目にして覚えた今回のガチャ結果は、

こんな感じ。並べるのが汚いのは、右手が震えてうまく並べられなかったから。割れてるどうぶつが多いのは元々だ。

やはり気になるのは、中段のRACCOON(あらいぐま)4匹の躍進だ。
前箱まで6匹しか排出されていなかったのが、ここに来て家族単位で現れた。風太くんの陰謀だろうか。

それに続いて、BAT(こうもり)、EAGLE(わし)が3匹。個人的には1行2列目のFOX(きつね)が8箱ぶりに排出されたことが少し感動的だった。


そして、14箱目・660匹時点での全体の排出率は、

なんとSHEEP(ひつじ)とSPARROW(すずめ)が29匹で同率1位。1箱を除き、コンスタントに排出される続けた結果+偶に4匹とか排出される厚かましさが成した結果だろうか。

一方、絶滅危惧アニマルもとい、単独最下位にはHIPPO(かば)が660匹中3匹と動物園で気軽に会えるどうぶつにあるまじき低排出率。

ブービーには地味に排出されていなかったTAPIR(ばく)と8箱ぶりに排出されたFOX(きつね)の5匹が続いた。まぁ、人気度に比例してるんじゃないかな。
本当になんでバクだのワースト3位のヤマアラシが46種類に選ばれたのだろう


最後に、

存在感の薄いPARROT


こんな感じで439匹の重量を測った
はいいものの、書くことが無い故に全く触れて来なかった徒労、もとい「どうぶつ毎の重量」について少し触れたい。この測定がなきゃ開けてから食べ終わるまで10分しかかからないのだが。

現時点で平均重量が最も重いのがM.DUCK(おんどり)で平均1.635g・標準偏差0.041・最重量1.67g・最軽量1.58g
最も軽いのがBAT(こうもり)で平均1.081g・標準偏差0.037・最重量1.14g・最軽量1.00gであった

また、現時点での平均重量や偏差との相関関係は、特に見られない。……気がする。

ただし、サンプル数が少ないことと、輸送や陳列の段階で細部が削られていること。
なによりAMAZONで購入した800円天秤では正確性に掛けるという、学士論文ですら通らないガバガバ検証であることが原因の可能性は十分にある。


ていうか正直、相関関係の測定もしていない。感覚的にそれっぽいな~~って思っただけだ。
高校時代、数学の赤点ギリギリを文系科目で補って総合的にプラスにしていた人間には統計学は難しすぎるし、ましてや測定したところで論文を書くわけでもないなら尚更。数学Bという言葉を聞くだけで蕁麻疹が出る。

この実地調査、理系の人がやるべきなんじゃないかしら。

それでも、国語と社会科だけで生きてきた人間が、こんな感じで続けていこうと思っています。


フタコブラクダのコブを同意の上で上下左右計13個にした後に、黄色いおべべを無理やり着せる活動がメインです。最近の悩みは鳥取県の県境を超えられないこと。