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たべっ子どうぶつ日記(1箱目~7箱目)

先日、たべっ子どうぶつ46種の写真をコンプリートしようと思ったら、COCKが居なくなっていたという日記を書いた。


たべっ子どうぶつ自体は、5年前に撮影していた分も含めて、3箱目でコンプリートしたのだが、撮影する過程で新たな疑問が浮かんだ。

「たべっ子どうぶつ46の動物別の排出割合ってどのくらいなんだろうか」



私に受け継がれたギンビスの血がそう語りかけてきた。親譲りの無鉄砲で気になったことは解決したくなるサガである(気がする)。

なので、コンスタントにたべっ子どうぶつを日記として記録しつづけることにしたが、目標なく続けるのはマーガリンを使わないたべっ子どうぶつよりも味気がない。

よって「たべっ子どうぶつの排出率は46分の1で全員同じである」という仮説を立て、真偽を確かめるという目標のもと進めようと思う。
サンプル数としては、1500程度もあれば十分だろうか。


1箱48匹と考えると、31箱・つまり一月分を記録することを当面の目安として続けることになるだろう。

また、これより先、便宜上一月とか一週と呼称するかもしれないが、流石に毎日たべっ子どうぶつ健康生活をする気には今のところはならないので、1日で2箱開けたり、開けない日があることも記しておく。


1箱目

1箱目に関しては、文頭に貼った日記と内容は同じで、

A4コピー用紙に並べています。油ヤバイ

このようなラインナップであった。これ以降、どうぶつを並べたものを「ガチャ結果」と呼称することにする。

排出率上位どうぶつ

画像と表の通り、HORN-OWL(みみずく)が4匹でトップ。

次いで3匹のMONKEY(さる)、PARROT(おうむ)、MACAW(いんこ)、FURSEAL(おっとせい)、HORSE(うま)、PEAFOWL(くじゃく)が続いた。


初日からものすごく偏ったガチャ結果になった上、上位7種類は哺乳類よりも鳥類のほうが多いという2つの意味で衝撃の結果となった。

全体で見たとき、哺乳類と鳥類、そしてカメの割合は28:18:0であった。

ちなみにどうぶつ46の構成割合は「哺乳類31・鳥類14・爬虫類(カメ)1」の割合になっているので、初日時点では哺乳類の半分未満の鳥類が若干排出率的に健闘していることが分かるだろう。


あと、カメの仲間はずれ具合も。
もしメンバー入れ替えがあったら真っ先にクビになるだろう。


2箱目

2箱目のガチャ結果は、

鳥類!

こんな感じである。
なお、2箱目からは割れているどうぶつも9割方復元できた時に限って、合計に反映させることとする。(割れた過失がギンビス・輸送業者・スーパー・自分の誰にあるか分からないので。)

ROOSTER(おんどり)とSPARROW(すずめ)が4匹ずつ、PARROT(おうむ)とBAT(こうもり)が3匹ずつと、1箱目に引き続いて鳥類の健闘がうかがえる。

あのピンク色の箱の中で哺乳類への逆襲が始まっているというのか。

毎日は食べていない

また、2箱目時点での上位排出どうぶつは上記のようになった。やはり、鳥類が優勢だが、哺乳類の中では、現実ではあまり強くなさそうなコウモリが5匹と頑張っている

いや、もしかしたらたべっ子どうぶつも現実と同じで「食物連鎖の下の方のどうぶつほど割合が高い」のかもしれない。

100箱に1箱の割合で「HUMAN(ひと)」入っているという都市伝説と一緒に流布したら、信じられるかも。


3箱目


バリエーション豊か

3箱目は、HORN-OWL(みみずく)、SQUIRREL(りす)、SPARROW(すずめ)、OX(おうし)、LION(らいおん)が3匹ずつと、かなりバラけた印象が残る結果となった。
どんなバイオームだよ。


今まで排出されていなかった唯一の爬虫類ことTORTOISE(かめ)がここで2匹排出されており、哺乳類・鳥類に一矢報いようとする姿勢がうかがえる。どう見ても矢を番えそうなアニマルじゃないけど。

ちなみに、3箱目までで1匹も排出されていないどうぶつはHEN(めんどり)とHIPPO(かば)の2種類である。
おんどりが既に6匹出ていることを考えると、ギンビスはどうやらニワトリに繁殖を許す気がないようである。

しかし、3箱目で44種類が来ているので、望みのどうぶつが全く出ず、みみずくとすずめばっか出た故に、天井まで回しまくるという自体はどうやら起こりえなそうだ。そんな事態がいつ訪れるのかは甚だ疑問だし、訪れるような人は人生を見直すべきだろうけど。

そして、3箱目時点での上位排出どうぶつは、

みみずくとすずめ強し

こんな感じである。全体的に、鳥類や小型哺乳類が未だ目立つ中、ここに来てOX(おうし)が6頭と徐々に排出を増やしつつある。
ちなみに、COW(めうし)は4頭なので、2頭のオスがドナドナされる計算だ。

また、余談だが、たべっ子どうぶつのなかでオス・メスの区別があるのは、 うし と にわとり だけである。
似たような例には、BEAR(くま)とPOLAR BEAR(ほっきょくぐま)、PANDA(ぱんだ)のように、ビスケットにしたらお前ら全員ただのクマじゃねぇかとツッコミたくなるようなパターンも有る。

特にパンダ、一色刷りのお前ってアイデンティティ皆無だからな。



4箱目

今まで、排出率が高い順に並べていたが、Excelでカウントする際に面倒なので、今回からは大体アルファベット順で並べることとする。


大体と言ったのは、一々二文字目まで読むのがめんどくさいことや、そもそもたべっ子どうぶつ公式のどうぶつ一覧ですら、

このように、"PENGUIN"と"PELICAN"の順番が逆なので、ギンビスがそうならば、いち消費者の私もちゃんとしなくていいだろうという甘えがある故。

そんなことはともかく、今回のガチャ結果はBEAR(くま)、COW(めうし)、POLAR BEAR(ほっきょくぐま)、WOLF(おおかみ)がそれぞれ3匹ずつと哺乳類が巻き返してきている。肉食獣が多くて人類的には少し怖い。

また、3日目でおうしに対して、めうしが少ないだとか、くま共のバリエーションが豊富だとか書いたことを予見したが如くの結果でもある。ついでにHEN(めんどり)も初めて排出された。ギンビスに監視でもされてんのかよ。

つぎに、4箱目時点での排出率上位は

みみずく、3回目のリーディング


OX(おうし)とCOW(めうし)の北海道ズが徐々に勢力を増長
しつつある。
しかし、未だHORN-OWL(みみずく)が強いか。また、1箱目と比べると、なんとな~~くではあるが平均回帰しているような気がしないでもない。

あと、そろそろ味に飽きるかと思ったけど、全然飽きない。もしカロリー(1箱330kcal)が半分だったら1日3箱は開けていると思う。
これで栄養が全部取れるんだったら、朝昼たべっ子夜にアスパラガスローテでも全く構わない。



5箱目

実は4箱目まで一眼レフで撮影していたのだが、よく考えるとスマホのカメラで十分だと気づいたので若干画質が変わっている。特に油汚れ的な面で。

さて、ガチャ結果はBAT(こうもり)が4匹でトップと衛生面が気になる結果。次いでHORSE(うま)とSPARROW(すずめ)が3匹で続くかたちとなった。

つぎに上位排出どうぶつを見ると、

すずめ、単独リーディング

ここでSPARROW(すずめ)が単独首位、今まで連対をキープしていたHORN-OWLが初めて3位へと下落した。
しかし、全体的な上位陣の顔ぶれは変わらない。「排出率が全て等しい」という仮説が徐々に怪しくなってきている。

5箱というキリが良い数字なので、上位陣だけでなく下位陣も確認してみると、

なんと、HIPPO(かば)が未だに手元に来ていない。ついでに、さい だの ばく だの色合いがモノクロな連中ばかりが排出されていない
なんということだ、単色刷りビスケットになってまで存在感がないのか、君たちは。


また、「どうぶつ排出率平等仮説」が若干疑わしくなったので、5箱目からは「どうぶつの重さを測る」ことを始めることにした。
おおよそ、工場では箱の重量が規定を満たしているか否かのみで判断されており、それが排出率に影響しているのではという考えが背景にある。


何を言ってるかわからねーが… という方も一発で分かるように説明すると、

消毒・ラップ使用済み


こういうことである。

これを1箱48~50匹のどうぶつに繰り返すのだ。

ただし、使っている重量計がAmazonで800円の安物を使っている点を考えると、100%の信用は置けない。

試しに手持ちの100円玉(公称4.8g)を測ったところ、

令和4年鋳造

意外にも、極端にトンチンカンな値を出すことはなかったので、全く信頼できないということはなさそうだ。


何匹も測定して平均値を出せば、そこまで的外れな値は出ないはず。
そう信じないとこの重量計を買った意味がない。

ちなみに一番軽いのは上述のこうもり(1.00g)だったが、一番重いのは、

おんどり

M.DUCK(おしどり)の1.58gだった。もちろん、個体差はあるが、鳥風情が重さでもマウントをとってくるとは納得がいかない。


6箱目

右下にある「K」はカウントしません

6箱目を並べ終わったときに脊髄反射で感じたのは「OX、多いな」だ。

一応、結果を文字で記すと、OX(おうし)が5匹と北海道味に溢れすぎる結果。そして、BEAR(くま)、EAGLE(わし)、HAWK(たか)が3匹と続いている。もはやヒンナヒンナと言わざるを得ない。


続いて、6箱目時点での上位排出を見てみると、

ここに来て初めてOX(おうし)がトップに立った。そりゃ一度に5匹も出ればそうなる。


ただし表で見ると、すずめやみみずくも持続してそこそこの量を排出しているので、決して大差ではない。というよりも上位3種類が6箱連続で排出されている事自体が凄いことなのだが。

あと、5箱目まで続いていたBAT(こうもり)の解禁記録が途絶えてしまった。BATはたべっ子どうぶつの中でも、1.0g台と小柄な部類であるから、混入しやすいのではと思っていたが、どうやら違うのかもしれない。

最後に、どうぶつ体重測定をしたのだが、

同じOXでも、1.32gと1.40gと精密器具では許されないレベルで重量が違う。当たり前といえばそうなのだろうが、どうぶつ個々に重量規定はないようだ。


7箱目

たべっ子どうぶつの味にはやっぱり飽きないのだが、だからこそ一度コピー用紙に並べたり、重量を測ったりするのに20分強掛けてそれまで食べれないのが腹立たしい。自分で始めたことだというのに。

そんなコトはどうでもよく、今回のガチャ結果は

6箱目に引き続き、左下にとんでもない存在感を醸し出す結果となった。

SHEEP(ひつじ)が5匹でトップ。次いでMOUSE(ねずみ)の4匹、DEER(しか)、PIGEON(はと)の3匹。ついでにRABBITの2.5匹が上位排出となった。

2箱目までは鳥類優位かと思っていたが、ひつじ だの うし だの家畜代表共が徐々に頭数を増やして哺乳類の維持を見せてきている。牧畜でも始めろとでもいうのか。

続いて、7箱目時点での上位排出は

このようになった。相変わらず、OX(おうし)が首位でめうしとの需給割合が釣り合っていない点も気になるが、一番触れなければならないのはSHEEP(ひつじ)が5匹増やす躍進を見せて4位に食い込んできたことだろう。

そして7箱目にしてなんと、


HIPPO(かば)が初めて排出された!!

かば!

1.55g。5~7箱目平均が1.3g前後であることを考えれば、やや重めである。


さて、一週間が経った節目で7箱334匹時点の排出量を見てみると、


上記のようになった。序盤の哺乳類と鳥類の確執も、この時点では伺えなくなっている。

1週間目は、OX(おうし)が16頭で1位と、COW(めうし)の11頭と5頭差でおうしがあぶれる結果となった。
また、7箱目まで出てこなかった「さい」や、排出率の低い「かば」「ばく」らがこの後、どのような動向を示すかという点も気になる。

ただし、未だ7箱目なので、この後に「かば」や「ばく」が一箱に20匹入って平均回帰する可能性もあり得る。

個人的には、OX(おうし)が48匹を占めていたら面白いな、とは思うけれども。


フタコブラクダのコブを同意の上で上下左右計13個にした後に、黄色いおべべを無理やり着せる活動がメインです。最近の悩みは鳥取県の県境を超えられないこと。