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むかし書いた韓国コラム #774

 ケーブルテレビのアニメチャンネルを見ていると日本のアニメが放映されていることがある。昔の作品から最近の作品にいたるまで幅広く放映されているので、新しいアニメはわからなくても、昔のアニメは懐かしさからつい見入ってしまう。地上波でも日曜午前に「銀河鉄道999」が放映されていて、小学生時代に熱中していたことを思い出した。

 「あたしンち」「クレヨンしんちゃん」などはまだ新しい方で、「銀河鉄道999」「ドラえもん」「ガッチャマン」、はては「ど根性ガエル」「妖怪人間ベム」なども放映されたことがある。

 世界に誇る日本のアニメだが、昔のテレビ用作品のできは現代の目で見るとアラも目立つ。それでも当時はこういうアニメに感情移入していたもの。大人になった今では感情移入しにくいが、韓国語の吹き替えのせいだけではなさそうだ。

【解説】
 日本のアニメは当然韓国語の吹き替えで放映されていたが、元の声とイメージの似た声優を当てていることも多く、さほどの違和感なく楽しむことができた。また、一部のアニメは主題歌も日本版と同じ曲で歌詞のみ韓国語に変更されているものもあった。写真は劇場版「あたしンち」の韓国語版ポスター。

(初出:The Daily Korea News 2009年8月3日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)

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