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むかし書いた韓国コラム #391

 食品医薬品安全庁の調べによると、「1人酒」の経験がある韓国人は66%に上るそうだ。ただ自宅で飲む人が85%と圧倒的で、居酒屋で飲む人は7%にとどまった。知り合いの在韓日本人も外で1人飲みする人はほとんどいなかった。居酒屋で1人飲みはハードルが高いのだ。

 ちなみに当方は居酒屋などで1人でマッコリや焼酎を楽しんでいる。やってみればそれほど難しいものではない。そこで1人飲み未経験の日本人仲間と「1人飲みオフ会」を企画したことがある。同じ店に同じ時間に集合するのだが、必ず1人で訪問し、テーブルも1人1卓を確保する。知り合いが何人かいても知らんぷりで、あくまで1人を貫き通す。そして自称1人飲みコーディネーターの当方は、その場で注文の仕方や飲み方の模範を示し、オフ会参加者はそれを参考に1人飲みの作法(?)を覚える――というもの。企画しただけで実行はしていないが、需要はありそうな気がしている。

【解説】
 企画だけで終わってしまったのは残念だが、なんらかの形で「1人飲み講座」でも開ければそれなりに需要はありそうな気もする。

(初出:The Daily Korea News 2016年12月26日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)

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