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むかし書いた韓国コラム #693

 韓国観光公社が「外国人が行きやすい伝統市場16カ所」を選定した。選ばれたのは仁川・新浦市場、水原・八達門市場、束草・観光水産市場、原州・中央市場、春川・浪漫市場、清州・ユッコリ市場、大田・中央市場、光州・大仁市場、全州・南部市場、大邱・西門市場、安東・中央新市場、釜山・国際市場、釜山・富平カントン市場、慶州・中央市場、西帰浦・毎日オルレ市場、済州・東門市場。ソウルを除いた各自治体から推薦を受けた35カ所から外国人観光客のアクセス性、繁華街、食べ物、周辺観光地など観光魅力度などに基づき専門家の審査を経て最終選定した。

 市場は韓国を訪れる観光客にも人気の高いスポットだ。ただ南大門市場や東大門市場は外国人も多く地元感は薄い。今回選定された市場はいずれも地元住民の生活に密着したもので、普通の韓国人の生活を垣間見られるスポットだ。外国人観光客のアクセス性も考慮した選定なので、いずれも行きやすい。ソウルからちょっと足を伸ばして出かけるのにもちょうど良さそうだ。

【解説】
 日本から来る観光客からも市場の案内をリクエストされることが多々あったが、個人的にはあまり市場は好きでない。特に買いたいものがあるわけでもなく、買うにしても値段交渉がめんどくさく、食品などは衛生面が気になる。市場の独特のにおいもお気に召さない。

(初出:The Daily Korea News 2015年5月11日号 note掲載に当たり解説を加筆しました。記事の内容は初出掲載当時のもので現在の状況とは異なる場合があります)

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