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むかし書いた韓国コラム 乗り物編

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「むかし書いた韓国コラム」から乗り物に関するものをピックアップしてみました。
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#ソウル

むかし書いた韓国コラム #783

 EBSで放映中の子ども向け人気アニメ「ちびっ子バス・タヨ」がソウル市内のバスとして登場する。ソウル市が26日の「公共交通利用の日」に合わせ企画したもので、1カ月にわたり人気キャラクターを模したバスが市内で通常通りに営業する。  バスはアニメ同様に青、緑、黄、赤の4色が準備される。アニメ版とは路線番号が異なり、青は370番、緑は2016番、黄色は2211番、赤は9401番の路線に投入される。もともとソウル市内のバスをモチーフにしたキャラクターのため、車体前面に目や口のステッ

むかし書いた韓国コラム #120

 2004年に輸送力増強の切り札としてソウルに投入された連接バス。このところその姿をあまり見かけない。2車体構成で全長18メートルの連接バスが走る姿は日本でもごく限られた路線でしか見られず、乗り物好きとしては気になる存在だった。  最近の新聞報道によると、このバスはソウル市の助成を受けイタリアから20台が輸入された。ただ故障が頻発し、部品交換をするにも輸入品のためすぐには調達できず休車する車両が多いのだという。また平地向けの設計のため冬季は路面が凍結すると坂道を上れなくなる

むかし書いた韓国コラム #68

 ソウルのバスから漢字表記が消えて久しい。最近のバスはLED表示器を使っているのでさまざまな表示ができるが、ソウルのバスはハングルの行き先と、路線番号のロゴを切り替えるだけである。  週末に釜山を訪れたときに市内バスを見たら、LED表示器はハングルと漢字を交互に切り替えながら表示していた。漢字圏の利用客にとってわかりやすい案内だ。釜山は地下鉄駅にも「のりば」「きっぷうりば」と日本語表示があり、車内での「次の駅は~」という案内のほか、駅ホームでの「まもなく列車がまいります」と