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むかし書いた韓国コラム 乗り物編

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「むかし書いた韓国コラム」から乗り物に関するものをピックアップしてみました。
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#ビートル

むかし書いた韓国コラム #674

 JR九州が運航する日韓航路に新型の高速船が投入される。JR九州高速船の発表によると、新型船は全長83メートルで定員502人。現行の「ビートル」の3倍近く長く、191人の定員も2倍以上に増える。小型のビートルは船内でおとなしく座っているくらいしかできなかったが、新型船は売店や免税店の充実を図り、回遊性のある船内空間を提供するというから、豪華クルーズ船には及ばないまでも、これまでよりは余裕のある船旅を楽しめるようになりそうだ。オレンジ1色に塗られた船体デザインはビートルをはじめ

むかし書いた韓国コラム #355

 JR九州が運航する日韓航路の「ビートル」が10日に累積利用客数600万人を突破し、同日博多港で記念式が行われた。1991年に就航したビートルは、当初はその名前の通り外部塗色がカブトムシを思わせる黒っぽいカラーでなかなかのインパクトだった。当時から現在に至るまでトータルデザインはインダストリアルデザイナーの水戸岡鋭治氏が担当している。水戸岡氏と言えばJR九州の鉄道車両のデザインを多く手がけており、九州新幹線「つばめ」やクルーズトレイン「ななつ星」など話題の車両も水戸岡氏の作品

むかし書いた韓国コラム #41

 久しぶりに関釜フェリーに乗った。夕方6時過ぎに乗船し9時に釜山を出港、翌朝8時前に下関に到着する。船内で長時間過ごすことになるが、飛行機と違い安全ベルトに縛られっぱなしではなく、空を飛ぶわけではないので耳ツン現象もなくなかなか快適だ。船内にはレストランがあり、有料だが機内食よりしっかりとした食事を楽しめる。大浴場があるのも大型船ならではだ。2等席は10人1部屋で布団の幅も63センチとなかなか窮屈だが、乗船した日は客も少なく2人分のスペースを使えたのは幸いだった。  朝下関