自分の推し事について

最近自分の推し事について考えることが多くなったのでそのことについて書いていきたいと思います。

オタクになったきっかけ

私がいわゆるオタクになったのは漫画やアニメがきっかけでした。元々父がアニメや漫画などが好きな人だったので必然だと言えるかもしれません。
そんなアニメや漫画好きになった一番大きなきっかけは小学3年生のときに始めたバレーボールです。
始めた頃は何をしても楽しい!みたいな時期で、部活がない日は家で父と練習をすることさえありました。その根本にあるのは幼いながらに『早く上手になりたい』という純粋で真っ直ぐな気持ちでした。
そしてあの作品に出会います。
バレーボールの教科書と言っても過言ではない(個人的な意見)ハイキュー!です
自分がプレイヤーの立場でいるためか漫画やアニメを見て強い憧れを抱き、これがオタクロードのスタートです。
ちなみに推しは宮ツインズの治のほうです!!!!

時を経て実況者や歌い手オタクに

そんな順調にオタクロードを歩み始めた私ですが何年も経った現在、ゲーム実況者さんや歌い手オタクになりました。
そして歌い手オタクになって気が付きました。
「歌い手オタクってなんか可愛い子しかいなくない…?」
ライブに一度しか行っていないけれど周りを見ればそこら中に可愛い子しかいない空間でした。
ただ冷静に考えてみれば可愛い子ってそれ相応の努力をして可愛くなっているんだよなとも思いました。
そして実況者さんのオタクをしていたこともありましたし、現在ものんびり推し事をしている感じです。X(元Twitter)で繋がった実況者オタクの方と推しがしていたネットのオンラインゲームで一緒に遊んだこともあります。その関係で実況者オタクの方は心が温かい人がすごく多いイメージがあります。
ただどちらの界隈でも言えるのは努力家で優しい人がいるということです。

親の普通と私の普通

私の推しているのは歌い手です。(2023年8月現在)
ただ歌い手を推しながら某男性アイドル事務所の関西7人組アイドルを推している時期がありました。
ファンクラブに入り歌番組に出ると情報があれば録画はしなかったもののリアタイで見る、新しいシングルが出たら買うといった自分の中で一般的なオタクをしていました。
ある日音楽番組をテレビの前で見ているときに母から言われた一言で一気に冷める出来事がありました。
「歌い手とかアニメとか変なものじゃなくてやっと普通のものを好きになって興味を持ってくれた。本当に良かった。」

別の日には私がある人の歌ってみたをリビングで見ているときに
「それ誰が歌ってるの?歌下手じゃない?」
もちろん私は怒りを覚えたし大好きなものをよく知らないでそんなことを言われショックを受け泣いてしまいました。
そうすると「ママなんか〇〇が嫌なこと言った?」
そんなこと言われたら思ったこと全部言ってしまいました。
「この人のことよく知りもしないでそんな事言わないで。私の好きなものを
馬鹿にしないで。」

普通って何なのでしょうか。
テレビに出るアイドルを好きになって推すことが普通なのでしょうか。
歌い手やアニメ、実況者などを好きになるのはおかしいことなのでしょうか。
『テレビに出ているアイドルや女優さんなどを好きになる』が母の中の普通なら、私の中の普通は『好きなものは違うのだから何を好きになってもいい』です。
以上のことから母の普通と私の中の普通はきっと真反対で相反するものなのでしょう。

随分前と比べるとアニメオタクなどであることは恥ずかしいことという認識が変わってきているような感じがします。
推しのグッズを集めて記念日などには祭壇を組んだり、ライブに行くことが決まれば痛バを組んだりなど様々な人が何かしら好きなものがあってオタクをしているのだろうと個人的に思っています。
なんならオタク特集みたいな回の番組さえ放送されることもあります。
オタクに対する概念的なものが変わりつつある中で何を普通と定義するかそれはきっと人それぞれなのでしょう。
しかしどれだけ概念的なものが変わったとしても人の好きなものを傷つけたり、推しているものを見下したりしてはいけないということは変わらないと思います。


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