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たかが○○、されど○○

日々、いろいろな悩みがありますよね。仕事をしていると、納期に追われたり、大事な仕事があったり、プレッシャーを感じることも多々あります。

私は、追い込まれているなと感じた時に、心の中で「たかが○○、されど○○」とつぶやくようにしています。○○には同じことばが入ります。

元々、本に書いてあったのをヒントにして、実践してみたのですが、すみません、どの本だったか覚えていないので、出典を記せないことをご容赦ください。

例えば、仕事で絶対に失敗できない大事な会議のプレゼンがあったとします。前の日からドキドキして、失敗しないか心配になったりします。そんな時に、「たかがプレゼン、されどプレゼン」とつぶやいてみます。「たかがプレゼン」、そうなんです、たかがプレゼンなんです。プレゼンを失敗したら、恥をかいたり、商談がうまくいかなかったり、上司に叱られたりするかもしれません。しかし、そこまでです。命を落とすわけでもなく、それくらいで会社が倒産することもまずありません。少し気が楽になり、どうなっても良いかという気分になります。

それだけだと投げやりになるかもしれませんが、その後に「されどプレゼン」と続くと、「プレゼン失敗しても大した問題じゃないけど、せっかくだから、無理しない範囲で自分なりにやれることはやってみよう。」といった前向きな気分になります。

この「たかが○○、されど○○」のすごいところは、ほぼすべてのことばを○○に入れることができることです。
「たかが命、されど命」「たかが人生、されど人生」「たかが友達、されど友達」「たかが食事、されど食事」「たかが雑談、されど雑談」「たかが昼寝、されど昼寝」等、重い悩みから、日々の軽いことまで、どんなことにも使えます。

本来の意味は、「されど」に力点がおかれますが、私は、「たかが」:「されど」=8:2ぐらいの比率で使っています。頭の中が、いっぱいいっぱいになって、逃げ場がないような気分になった時の「たかが」には、本当に救われます。どうしても何とかしなければならないことって、そんなにありません。仕事で追い込まれても、サラリーマンなら、会社をやめればそれまでです。本当に大変なことだったとしても、「人間いつかは死ぬんだ」ぐらいまで考えれば、たいがいは「たかが」で対応できます。

こう書いている今も、急ぎの仕事をいくつかかかえて、結構プレッシャーを感じています。今日も「たかが仕事、されど仕事」に取り組んでみます。


追い込まれている時の対策は、以下の記事でも書いてます。

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