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悩んでいる時は上から眺めてみる

人間関係や仕事など、小さなことから大きなものまで、誰しも悩みはありますよね。悩んでいると、どうしても視野がせまくなりがちです。そんな時、私は、少し上あるいは空の上から眺めることを意識しています。

上からといっても、上から目線で、人を見下すという意味ではありません。空の上といっても、実際に高いところに登るわけでも、飛行機に乗るわけでもありません。ただ、何となく、自分が神様にでもなって、天から見ているようなイメージをもつのです。

人間関係で悩んでいると、相手の言動に落ち込んだり、自分の考えがなぜ通じないのだろうかと考えたりしますが、考えれば考えるほど、感情的になっていきます。そんな時、頭の中で、少し上から眺めるようにすると、余裕ができます。相手と同じ土俵に立つと腹が立ちますが、いろいろな事情があるのだろうと、相手の立場で考える余裕もできます。個人レベルではなく、全体として何が最善だろうと考えることもできます。

仕事でも同様です。仕事が多く、いっぱいいっぱいになったら、空の上から自分を眺めてみます。あくせくしていても、実際、そこまで重要な問題でしょうか?必要な仕事だとしても、最悪、やれなくても、そこまですごいことは起きないと気づくと、余裕ができます。目の前の仕事に追われていても、上から見ると、個々の仕事以上に大事なことがあり、最適解は何か考えられるようになります。

例として、学生時代のテストで考えます。とても解けそうにない問題に直面すると焦ってしまいますが、少し冷静に上から眺めると、テスト全体が見えてきて、解けない1問に時間をかけるよりは、他の問題に取り組んだ方が点数は高くなるということがわかります。さらには、定期テストの点数が低くなったとしても、間違えたところをしっかり身につけ、今後に活かせればマイナスにはなりません。高校受験や大学受験も、自分がどう生きたいかを考えると、そこまで重要ではなく、それ以外に大事にしなければならないことも見えてきます。このように上から眺める、すなわち俯瞰してみることは、あらゆる場面で役に立ちます。

この方法で何でも解決できているとまでは言えませんが、上から眺めることで、追い込まれた気分がラクになり、冷静な思考ができるようになります

精神的に追い込まれている時の対処方法は、以下の記事でも書いています。いっぱいいっぱいだと思ったら、試してみてください。

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