見出し画像

ショウガ根エキス 効能 ウオンジンエフェクト ハイドロバイアルマスク配合成分

血行促進・抗炎症作用


ショウガ根茎(生薬名:生姜)の化粧品以外の主な用途としては、漢方分野において身体を温め発汗させる効能があることから軽い感冒(∗3)に頻用され、またすべての嘔気・嘔吐に効果があることから止嘔に用いられており(文献6:2016)、民間療法分野においては風邪の初期に生姜湯として利用されています。

∗3 感冒(かんぼう)とは、くしゃみ、鼻水、発熱、倦怠感などの症状を示す急性の呼吸器疾患のことであり、一般に風邪を指します。また流行性感冒の場合はインフルエンザを指します。

化粧品に配合される場合は、

局所刺激による血行促進作用
TRPV1活性化による温感付与効果


これらの目的で、育毛剤、ヘアトニック、頭皮ケア製品、シャンプー製品、リップ化粧品、アイメイクアップ化粧品、ボディマッサージ製品、ホットクレンジング製品、入浴剤などに使用されています。


抗炎症性がある
ジンゲロールは抗炎症化合物であることが、「変形性関節症や関節リウマチの人が規則的にショウガを摂取すると、痛みが緩和されたり動きが改善したりする」という理由ではないかと考えられるとウィーナーは言う。ジンゲロールが免疫機能の化学伝達物質に作用するからだ。

「ジンゲロールは、慢性的な炎症に関わる生化学的経路を調整することから、強力な抗炎症と抗酸化作用があることがわかっています」と、ホープ。また、体から放出される炎症性化学物質ロイコトリエンの形成を抑える効果もある。

抗酸化物質が豊富
ショウガは広範な抗酸化物質で、細胞のダメージを減らすのを助けるとマーシー医師は言う。ショウガには、ザクロと特定の種類のベリーに次ぐ高レベルの抗酸化物質が含まれている。「抗酸化物質であるジンゲロールについては広範な研究がなされています。フリーラジカルの活動を低下させるのに役立つので、細胞のダメージを減らし、健康的なエイジングを促進します」と、マーシー医師。

抗菌性がある
ショウガのエッセンスは、大腸菌やプロテウス、ブドウ球菌、サルモネラ菌など多くの異なるタイプの細菌の成長を抑制すると、マーシー医師は言う。そのため健康的な腸内フローラを促進する。

抗菌性があることで、ショウガは、歯肉炎や歯周炎など歯茎の炎症の原因となる口内細菌に対処する効果があることも、研究室での実験からわかっている。しかし、人体に対する研究が必要だ。


参照サイト


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?