味も香りもちょっと個性的!贅沢な味わい〜鈴木茶苑 静岡型発酵茶「青獅子」〜#エコ茶会 戦利品vol.8
静岡県川根本町のお茶農家の鈴木茶苑さん。
まずは、鈴木茶苑さんのBASEのショップを見てみましょう。
鈴木茶苑さんのオンラインショップは、珍しい種類や可愛らしい名前のお茶が多いし、30gや50gくらいの少量ずつの販売なのが少しずついろんな種類を楽しみたいお茶好きとしてはとても嬉しいラインナップ。
(ここに載っている商品コンプリートしたいと思ってます笑)
今回は、エコ茶会で手に入れた「静岡型発酵茶 青獅子」をご紹介します!
このお茶「かぶせ茶」を「萎凋(発酵)」させるというかなり珍しい製法で作られています。
【かぶせ茶】
かぶせ茶というのは、収穫の1週間〜10日間、ワラや黒いネットで茶園を覆い(被覆栽培)直射日光を遮って育てるお茶のことで、渋みが少なく濃厚なうま味を多く含んだお茶になります。
3週間ほど覆ったお茶は「玉露」といい、「かぶせ茶」よりももっと濃厚な出汁のようなうま味が堪能できるお茶になります。
「玉露」については、日本茶×和菓子ユニット"neuf neuf"で最近始めた「neufラジ」で語っています。
よかったら和菓子を食べながらお茶を飲んでゆったりと聴いてみてください。
【発酵茶】
収穫したお茶は、そのままにしておくと茶葉の中に含まれる酸化酵素の働きによって徐々に発酵していきます。
その働きを利用して作られるお茶が「発酵茶」
摘み取った茶の葉を萎れさせる工程を"萎凋"(いちょう)と呼び、萎凋させたお茶は花のような香りが発します。
つまりこの「静岡型発酵茶 青獅子」は、かぶせ茶のうま味と発酵茶の華やかな香りを併せ持ったお茶ということです!
茶葉は普通の煎茶と同じような見た目ですが、この状態からでも花のような独特の香りがします。
煎茶は70℃くらいのややぬる目のお湯でじっくり淹れるとうま味の先行する味わいに、高い温度で淹れると香りの立つお茶になります。
『青獅子』は低温で淹れると、かぶせ茶のようなまろやかなうま味、高温で淹れると、華やかな香りがするというかなり味わい深いお味のお茶です。
こーゆーお茶出されるとファンになっちゃうんだよなぁ〜!
とってもおいしかったです!
最後まで読んで頂きましてありがとうございました!