国産の烏龍茶!! 木村製茶工場「猿島烏龍 」
先月行われた"第2回愛知持ち寄り茶会"でいただいた「猿島烏龍」
【青心烏龍】
「青心烏龍」とは、お茶の品種のことです。
19世紀半ばに福建省から台湾に持ち込まれたらしく、台湾ではもっとも多く栽培されている代表的な品種です。
日本茶で言うところの「やぶきた」のような存在なのかもしれません。
「青心烏龍」は少し栽培が難しく収穫量もあまり多くないけど、その欠点を補って余りあるほどの品質の良さから評価が高く、人気の品種なんだそう。
淹れた時に立ち上がる香りは少しフルーツっぽい癒される香り。
透き通ったうすい黄色ですが、見た目以上に甘みが強く、苦渋みが少ないので飲みづらさのないクリアな味わいです。
【淹れ方のポイント】
①「茶葉の量」
40mlのお湯に対し1gの茶葉が目安。
なので、200mlの湯が入る湯のみの場合の茶葉の量は5gとなります。
②「お湯の温度」
基本は熱湯(100℃)で淹れます。
ですが、急須が冷めていると淹れている間にお湯が冷めてしまい、ぬるま湯で淹れているのと変わらなくなってしまいます。
そのため、茶葉を急須に入れる前に、急須に熱湯を注ぎ急須を温めます。
③「浸出時間」
浸出時間(待ち時間)は煎茶とは少し異なります。
烏龍茶の場合は1煎目、2煎目、3煎目...と煎を重ねるごとに浸出時間を長くしていきます。
1煎目=50~60秒
2煎目=60~70秒
3煎目=70~80秒
4煎目=80~90秒
煎茶とは少し違った淹れ方ですが、うまく淹れられるとホントに香りもよくおいしく飲めますので、ぜひ試してみてください。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました!