日本の紅茶はおいしい!お茶どころ両河内の「和紅茶」
「お、甘い!これおいしいね」
普段あまり紅茶を飲まない妻に飲ませてみたら思った以上に好評価だった。
お茶やコーヒー、お酒に対しての評価はいつも厳しめの彼女だがこれは気に入ったみたい。
グリーンエイトの和紅茶
淹れたのは、"つゆひかり"という品種を使用した「琥珀スイート」と"静7132"という品種の「琥珀マイルド」
舌に残るような渋みがほとんどなく、砂糖やミルクがなくても十分に甘みが堪能できる「琥珀スイート」
華やかな香りと優しい口当たりが特徴の「琥珀マイルド」
どちらも一般的な紅茶とは少し違った味わいで、舌がざらつくような重たい渋みが残らないので非常に飲みやすいです。
お菓子と合わせてもいいけど、とてもスッキリしてるので、なくてもいいくらい。
「和紅茶」ってなに?
和紅茶は、日本で栽培された茶葉を使って作られた紅茶で、品種や栽培方法にもよりますが、渋みが少なく、うま味が感じられるものが多いです。
ここ十数年で、緑茶作りと並行して和紅茶を栽培する茶農家さんも増えてきています。
「紅茶」というと、インドのアッサム・ダージリン、スリランカのセイロンのイメージが強く、日本で栽培しているイメージがあまりないかと思いますが、実は明治から昭和中期ごろまで、日本でも活発に紅茶の栽培が行われていた時期があったのです
明治維新政府の大久保利通と岩倉具視らが使節団として出かけた際、ヨーロッパでは緑茶ではなく紅茶が飲まれているのを見て、国策で輸出用の紅茶の栽培をすすめた。という歴史があり、日本での和紅茶の歴史は意外と長いものなのです。(その頃は「和紅茶」という呼ばれ方はしていませんが、)
そもそも、紅茶も緑茶も同じツバキ科(学名:カメリアシネンシス)というお茶の樹から栽培されたもので、製造方法が違うだけなのです。
緑茶は、蒸す→揉む→乾燥
紅茶は、発酵→揉む→乾燥
緑茶製造では、蒸すことで茶葉の中に含まれている酸化酵素の働きを失活させますが、紅茶では酸化酵素の働きを利用して、発酵させて作られます。
お茶の種類に関してはこちらをご覧ください。
➡︎『初級者向け!分かりにくいお茶の分類をざっくり解説!』
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今日ご紹介したグリーンエイトの和紅茶はこちらからでもお買い上げいただけます。
また、以前、いろんな品種の和紅茶を飲み比べた記事も書いていますので木になる方はぜひチェックしてみてください!
国産茶葉で作った紅茶「和紅茶」の味わい深さを知る!グリーンエイトの和紅茶を飲み比べ
最後まで読んで頂きましてありがとうございました!