🍵Tokyo tea trip🌿 『神河 仙霊茶』
「茶匠と語ろう」に出店されていた兵庫県・神河の仙霊茶。
茶匠の野村さんから"名刺代わり"にといただいた1煎用のティーバッグです。
兵庫県の旧5国(但馬・丹波・播磨・摂津・淡路)の1つ播磨にある神河町で栽培されている仙霊茶。
大きな産地ではないですがその歴史は古く、享保元年に神河町にある生蓮寺の住職が茶作りを推奨したのが仙霊茶の始まりなんだそうです。
なので、その歴史は約300年!!
仙霊茶は20年以上、防虫防除、除草剤等の薬剤を使用しない「自然栽培」で作られたお茶です。
「仙霊茶」のパッケージ、おしゃれで個人的にけっこう好きなデザインです。
中は1煎分(約5g)のティーバッグ。
開けちゃいます。笑
ティーバッグになっていると中身のお茶の様子が気になって開けたくなるんですよね(ティーバッグの意味...)
80〜90℃の少し熱めのお湯で淹れてみました。
意外と苦渋みが少なく、スッキリとした甘みがあって非常に飲みやすいお茶でした。
爽やかな香りも印象的で後味がさっぱりしているので、食後のお茶や甘いお菓子とも相性のよさそうな味わいでした。
仙霊茶を作っている野村さんはもともと茶農家の生まれではなく、茶園を手放そうと考えていた知り合いの茶農家さんから譲り受けるようなかたちでお茶作りを始めたんだそう。
また、品評会で1等を狙うような画一的な味を目指すお茶作りではなく、この土地でしか作れない味と香りにこだわったお茶作りをされているというお話を聞けたのは、とても貴重な体験になりました。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました!