【赤坂】新幹線でタイムトラベルして「ハリー・ポッターと呪いの子」を観た
行きたいなぁー!と思いつつ、実行に移していなかった観劇。
弾丸で行ってきました。
京都駅から新幹線に乗る度に、広告の藤原竜也さんを見るから、ずっと頭の中にあった。「藤原竜也版のハリー・ポッター観たいなぁ」と。
初演の時は、チケットを取ろうと思ったら出演期間のチケットが完売しており、行けず。一度は諦めていたのですが、チャンスが再び訪れた。
また出演するの?!やったー!と思ったのに即チケットを取ることはせず、東京に行く用事が出来たらその時に行こうとキッカケを待っていたら、そのタイミングが来なかった。
あれ?最近よく東京に行く用事が出来ていたから、それが起こるのを待っていたのに全然ないぞ??
恐る恐るチケット発売状況を見たら、案の定、藤原竜也さんの出演回は軒並み完売。ガーン!!!とショックを受けつつ、よくよく見たら空席を発見。しかも理想の座席位置。しかし、日程を見ると「明日」だった。
えーーーッ!!・・・どうする・・・?
だいぶ悩んだけれど、彼の演技姿を生で見てみたかった、しかも大好きなハリー・ポッターの世界、・・・行こう!
観劇チケットと往復の新幹線を予約して、日帰り旅支度をして就寝。
こんな決断をさせる彼の引力・魅力、すごいなぁと思いながら眠った。
行くか悩んだ理由の一つが、京都に雨予報&東京に大雨予報は出ていたから。基本的に雨の日は出掛けないことにしている。でも、この日しかチケットが取れないんだから仕方ない。覚悟を決めた。内心では「わたしが空の下を歩く時だけ頭上が晴れ」と都合のいい願いを持って。
そしたら、ホントにその通りになっちゃった。朝起きたら、京都では雨が降っておらず、東京の天気予報をみたら公演が始まる頃までは曇りになっていた。曇りどころか、赤坂に着いたら晴れ。チケットがゲット出来たこと・東京に来られたことも含め、めちゃツイてる!すでに”魔法”が始まってた★
初めて来た前回は紅葉していたけれど、今回はピチピチの新緑。
写真を撮って見て時間の経過を実感。
キターーー!竜也ポッター。やったーーー!!(^◇^)
観客の皆さんの期待値も相当だったようで、彼が舞台に登場した瞬間、ふわっと客席が浮き上がるような感覚が。キャー!とかワー!とかパチパチ拍手したいけれど、物語の邪魔をしちゃいけないから我慢!沈黙!と自粛した感じで、たくさんの人が歓声を飲み込んだのが解った(笑)
竜也さんを観て、驚いたことが二つ。
一つ目は、コメディアンだったかしら?と思うくらい、おもしろい。めちゃくちゃ笑いを取るのがお上手で、スゴイなぁと感心しながら観察した。セリフの声のトーンなのか、間なのか、コミカルな動きは一切していないのに「ここ!笑いどころです!」という場面で、必ずしっかり笑わせていて凄かった。テレビドラマではシリアスな演技シーンばかり見るけれど、本人は面白いシーンの方が好きなのかしら。やーーー、おもしろかった楽しかった。
二つ目は、意外と背が高い。これは他のお客さんも話してるのを聞いた(笑)細くて華奢な印象だったから買ってに小柄なのかと思っていたら、舞台で見ると背が高くて(調べたら178センチだった)おや?と思った。
わたし、吉本興業で働いていたほどお笑いが好きで、そこそこに詳しく、笑いを取ることは難しいと思うので、竜也さんの立ち回りに拍手!でした。
ああ、やっぱり好きだな、エンタメの箱。赤坂のこの劇場はとても見やすいサイズだと思う。上演中は、客席側も作品に巻き込まれるのでドキドキ。一回見ているのに細かいシーンは忘れていて、通路側に座っていたわたしは、すぐ隣をヴォルデモートが走り抜けてビックリ( ゚Д゚)
「ハリー・ポッターと呪いの子」は話の展開がめちゃくちゃワクワクする。時間を何度も遡り「あの時、もしも〇〇だったら」というパラレルワールドを体験する物語。当人にとっては何げないワンシーンでも、それが歴史を大きく変えるキッカケになっていたり。もしも、ハリーがヴォルデモートに負けていたら?もしも、ハーマイオニーとロンが結婚していなかったら?この物語のキーになるのは「もしも、セドリックが死んでいなかったら?」で、一人の生死が何を生かし何を失くすのか。ファンタジーの世界だと片づけられない話で、色々考えてしまう。
ネタバレ最小限でわたしの好きなシーンを言うと、1幕のラスト、アルバスが消えてしまい、ホグワーツに闇の帝王の印の旗が掛かっているシーン。物語の展開としては絶望的なシーンなのですが、あちゃーーー!!と思いつつゾクゾクわくわくしちゃう。さぁ、ここからどうなる??って。
前回は座席が前過ぎて舞台装置が見えにくかったけれど、今回の席はバッチリ全部見えて大満足。いやぁ、素晴らしいのよ演出。魔法を舞台でどう表現するか?めちゃくちゃ工夫されていて、演者の皆さんの動きも素晴らしく、舞台ならではのハリー・ポッター・ワールド。
ちなみに≪1幕=1時間40分/休憩=20分/2幕=1時間40分≫の構成です。わたしは東京の劇場で案内係をしていたこともあるので、当時を思い出しながらスタッフさんの様子を観察してしまう。女性用トイレのスムーズな誘導とか通路の確保とか・・・めちゃくちゃハードな仕事だった。お客さんの誘導と人混みの中に道を作るのが得意だったので、仲間から「モーゼ」と呼ばれてました(笑)
前回訪れた時も思ったのですが、一人で見に来ているハリー・ポッターファンの女の子はスリザリン寮のコスチューム率高い。たぶん。今回も何人か見掛けた。レイブンクロー寮の人も一人見つけた。人のことをそんな風に観察しておいて、自分はがっつりグリフィンドール寮コーデで観劇(笑)このスウェットを着てると寮生になった気分になる。
スリザリンはグリーンでレイブンクローはネイビーだから、服としては着やすい色。(ハッフルパフはイエロー)マルフォイとかスネイプ、ヴォルデモートのファンだったりするのかな。
わたしは、ハリー・ロン・ハーマイオニーの3人セットが好きだけど、ハリーの先輩のクディッチキーパー、オリバー・ウッドも好き。イケメン♡( *´艸`)あと、ヘドウィグもめっちゃ好きだ―。
この日は日帰り旅。東京駅のお気に入りのハンバーグ屋さんで夕飯を食べて帰ろう♪と思っていたのに、混んでて並んでて新幹線の時刻に間に合わないので断念。超ガッカリしたけど「わたしを美味しいごはんのお店に連れていって」と直感に指令を出し、グランスタ(東京駅の改札内地下)をうろうろ歩き、こちらの羽田市場さんでお寿司をテイクアウトすることに。
目的のお店のハンバーグまっしぐらだったから気づいてなかったけれど、よく見たら、テイクアウト出来る美味しそうなお店が幾つもあった。
お寿司セット「豊洲」です。めっちゃ美味しかった~~~( *´艸`)
東京駅は新幹線の始発駅だから出発時刻の少し前から乗車できて、この時は発車15分前くらい?に乗れた。すぐに食べ始めて発車する頃には食べ終わってた。
観劇終わりに外に出た時にも少し降っていたけど、新幹線に乗ってお寿司を食べ始めた瞬間、滝雨。ふと窓を見たら大量の水が流れていて、一瞬洗車かと思った(笑)それはもうザバザバに雨。勢いが凄くてビックリしてガン見。
雨雲は西から東へ移動していたから、京都に近づくにつれ雨が止み、雲が薄くなり、夕焼けが見えた。ピンポイントにドシャ降り雨予報の日のお出掛けだったけれど、うまく雨をかわし、降られず往復することが出来た♪
グリーン車に乗っている時の、起きてるのか寝てるのか曖昧な、うたた寝の時間が好き。うとうとぼんやり眺める車窓は、街も山や田畑も美しくてますますうっとり夢見心地。
わたしは、乗り物での移動は全部、タイムトラベルだと思う。徒歩では到底叶わない距離と時間を移動する。しかも、うたた寝していても移動できる。文明の力も素敵な魔法。昔は、生まれた場所で一生を過ごすことがほとんどだったのに、今ではどこへでも行ける。ハリー・ポッターの世界みたいに、杖から火や水が飛び出したり、箒が空を飛んだりするわけじゃないけれど、自分の生きる世界にも魔法がたくさんあって、それを見つけることがわたしの生きる楽しみの一つ☆
新幹線のおかげで高速時空間移動ができたけれど、やっぱし、京都ー東京間の日帰り旅はまぁまぁしんどいなー( ゚Д゚)タイムトラベルのリスクが(笑)
今日も、おつかれさま~!
魔法の潜むこの世界で、ステキな一日をお過ごしください★
読んで頂き有り難うございます😊 わたしが見たもの・感じたこと・考えたことについて、思いつくままに書いています。めっちゃWonderな地球暮らし、わたしもあなたもFantasista!ここにある言葉たちが、人生を楽しむヒントになれば嬉しいです☆