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#12 埼玉県【47都道府県探訪】

ついに首都圏へ
首都圏第3位の人口に、情緒を残す埼玉のご紹介

1.埼玉県の概要

① 地理的要素


位置一 日本の関東地方にあり、東京都の北に位置し、海には接していない

気候一 温暖な気候で、夏は高温多湿で観測史上最高気温を記録するほど、冬は比較的穏やか

自然— 豊かな自然に恵まれている西部と開発された東部がある

産業ー 製造業が盛んで、自動車部品や電機機器の工場がある、農業では野菜やお茶の生産が行われている

② 県庁所在地

さいたま市

③ 人口


約732万人(2023年時点)

④ 市区町村数


63(40市、22町、1村)

⑤ 何で有名か

- 暑さ(観測史上最高気温を記録)
- ひらがな名である唯一の県庁所在地
- 草加せんべい
- 狭山茶
- 深谷ねぎ
- 渋沢栄一の出身地
- 自然(秩父、長瀞)

⑥ 観光名所

- 川越(小江戸)
- 秩父
- 鉄道博物館
- 長瀞渓谷
- 埼玉古墳群
- 三峰神社
- 渋沢栄一記念館
- 埼玉スタジアム2002
- 西武ドーム
- ムーミンバレーパーク
- 角川武蔵野ミュージアム
- 西武園ゆうえんち

⑦ お土産

- 草加せんべい
- 狭山茶
- 秩父銘菓
- 深谷ねぎ関連商品
- 十万石まんじゅう

2.訪問記録

① 中心部(さいたま市内)

首都圏になると人口が急増する
そして、埼玉県の県庁所在地、さいたま市ともなると非常に人口が多く、ほとんどの東京の都市と変わらない

ビル街というより住宅街が広がっているというのが東京の中核地域(渋谷や新宿、池袋など)との違いだと思う

東京に近いさいたま市などの地域は「ベッドタウン」として活躍しており、何せ人が多い
そのおかげで活気がある

ベッドタウンという街の特性上、自らが地域の中核とならなくていいので住宅中心で、その住人の為のデパートや飲食店が多くあるという、首都近郊ならではの街の雰囲気がある

② 非中心部

関東で三番目の人口を誇る埼玉だが、そんな埼玉にも自然を感じられる場所はある
東部人の密集している地域だとすれば西部自然が密集する地域だ

例えば、秩父は都心から電車一本で手軽に行ける自然を楽しめる場所として多くの観光客が来る

西武秩父駅

西部には田園と山を見られる風景が広がっている場所も多くある

また、西部には埼玉古墳群という遺跡も残っており、都市の中に歴史を感じさせるものがあり、必見である

3.観光地としての埼玉

埼玉に観光地は意外とあり、2で紹介したように西部に観光地が多く集まっている

秩父長瀞は自然を楽しむ観光地として人気があるし、歴史も感じることができる
秩父の三峯神社は古社であり、パワースポットとしても知られているし、秩父の街並みも美しい

霊験灼かな三峯神社

さらに、自然以外に歴史・文化を楽しめる観光地も存在する

それが、川越埼玉古墳群
川越は小江戸として有名な、趣を感じさせる街並みがあり、外国人にも人気の観光地だ

川越はさつまいもが有名である

東京の人なら一度は行ったこと(行こうとしたこと)がある観光地だ

また、埼玉古墳群は鉄剣で有名な稲荷山古墳などからなる史跡群で、歴史好きにとっては訪問必須の観光地だ

さらに、他の地域と違って都市の人向けの観光地もある

鉄道博物館やテーマパークがそうだ

4.埼玉の課題

埼玉の課題は観光地があるにもかかわらず、住宅街や都市部ばかりに目がいってしまい観光地として広く認識されていないことである

写真が多くないことから分かってしまうかもしれないが、首都圏の人は特に都市の写真は撮らないし、埼玉に訪れる機会も多くないのである

つまりは、西部と東部の発展度合いの格差であるが、観光を重視せずとも人口で収入を賄える埼玉県にとって西部の観光地の拡充のインセンティブはあまりないのではないかと思う

だが、市レベルで考えると、収入に差があるので深谷市のように新札の肖像になった渋沢栄一を推して街を盛り上げるなど、流れに乗ることが大事であると思う

また、西武園ゆうえんちムーミンバレーパークなど、史跡や建造物など既存のものではない新しい観光スポットをもっと増やして、首都近郊ならではの観光スポット(観光地)を作ることも観光客を増やすには有効だと考える

西武ドーム

5.最後に

埼玉は東京に付随する街と見られがちだが、観光という点で見ると意外と多くの観光スポットがあるのでおすすめである

何より、テーマパークなどは地価が高く広い土地のない東京には作れないので、埼玉(それも郊外)にできることが多く、埼玉に訪れる機会があると思うが、是非西部の観光地へ足を延ばして欲しい

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