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ウィメンズ漢方は、創立4周年になりました。

日記のような内容になってしまうと思いますが、会社を設立して4年、会社経営とは、程遠い場所で生きてきた人間が「やりたいこと」に取り組み、
自分だけでは、どうにも次に進めないステージに入り、
仲間を集め、会社を立ち上げ、何が正しいのか分からないまま、経営判断を積み重ね、七顛八起しながら進めてきたこと、これから目指すこと、を少し残しておきたいと思います。

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創業時から変わらないこと

この活動を始めた原動力になったのは、自分自身の不妊治療と、これまで妊娠に向けて体づくりをサポートする中で、
「妊娠に向けての体と心の不安を感じている方へ、体には自信を、心には安心を届けたい。安心して体について相談できる場所を提供したい」
ということでした。

この理念に沿って、先端の治療を進める不妊治療専門クリニックの先生方、スタッフの方々と、様々な取り組みを行い、多くの患者さまから感謝の声を頂けるようになりました。
さらに安心して頂ける取り組みになるよう、エビデンスの確立に注力しています。
東洋医学を、西洋医学の言葉でエビデンスにしていく作業は、簡単ではないのですが、研究結果のために症例があるのではなく
「一人一人にベストなケアを行い、結果を積み重ね、エビデンスを作る」
と考えていますので、短期で飛び抜けた結果を出す!ということではなく、目の前の患者さんの治療が、より良い方向に進むように、伴走したいと思っています。

次のステージに向けて必要なこと

そして、有難いことに、創業してから成長を続ける中で、今年はコロナもあり、チーム編成の大ピンチもあり、業績に関わらず、私自身が代表を続投することを悩んでいました。
自分一人での活動だったころから、法人化して、チームとなり、そのチーム運営に、自分の「経営者」としての力量のなさから、上手く成長させることができていなかったように思います。

「こうするしか、自分には、経営が出来ない」

そう思って、恐怖から、しがみ付いていた枠の中に、自分自身の力も、メンバーの力も抑制してきたと思います。

「メンバーを守らないと!!」って、鼻息荒くしていたら、

「しのぶさんに守ってもらおう、なんて思っていません。好きなことをやってください!」

というメッセージを受け、いつでも、守られていたのは、私自身であることも再認識しました。(もちろん、会社として雇用は守るのですが!)

希望や理念を掲げて、自分たちの頭で考えて、やるべきことに取り組めれば、自分のように経営能力がない人間には、適切なサポーターが現れるし、メンバーが、「こうしちゃいれない」と成長してくれる。

自分はそれに甘えずに、自分にしかできないことに注力すればいい。
言葉で書くほど、簡単なことではないのですが、必要とされる価値提供を継続するために、コツコツコツコツと、地道に、前に進みたいと思います。

専門以外のことになると、モクモクと不安が湧いてくるのですが、どれだけピンチの時でも、目の前の患者さんからの

「ここに相談にきてよかったです。」
「サポートして下さった先生方のおかげです」

という声に支えてもらい、なんとか前を向き、4年目を迎えることができました。

私達にできることと、これからの取り組み

私達に相談に来てくださる方は、治療において「待った無し!」の状況の方も多く、先端の専門的な治療をされている方が多いので、私達もその医療を専門家としてサポートする必要があり、患者さんの頑張りを近くでサポートするからこそ、必死に学び続けることが出来ています。

対応出来る人数が限られてしまうこともあり、私自身は現在、提携クリニックの外来、もしくは、ご紹介以外での新規のご相談は受け付けていないのですが、ウィメンズ漢方で同様に学びを深めてくれたカウンセラーのご相談をスムーズに受けていただくことが出来るよう、準備を進めています。

漢方での体づくりについては、こちらでも、ご紹介しています。

私たちが体づくりを行って頂く上で、大切に考えていることになりますので、宜しければ、ご登録ください。

ご相談にきてくださる方の妊娠までの道のりにハードルがあり、その過程を乗り越えるのが苦しい時、なかなか、治療に上手く体が反応しない時、専門的な知識と志を持って、価値提供が継続できるように精進したいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!


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