お客さんとともに仕事する
求人広告の営業をしていた頃のお話です。
広告枠の提案をして受注したら、
どんな人を募集するか、お任せする仕事内容はどんな内容かを取材して社内に持ち帰り、
ライターさんと原稿打ち合わせ。
上がってきた初稿に目を通して問題なければ企業へ提出。何度か修正やり取りをし、無事に入稿。
受注から納品まではこのような流れです。
その合間には、新しいお客さんとの商談や顧客フォロー等。
やることが常に山積みで120%走り続けてた中で、とあるお客さんを先輩から引き継ぎました。
定期的に受注をもらえるお客さんではあったものの採用も決定しておらず、あまり掲載効果としては芳しくなかった状態。そこに対し、お客さん自身も危機感を感じていませんでした。
自分なりになぜ採用が決まっていないのか、改善策を考え提案を続けることしばらく、だんだんお客さんの姿勢も変わり、採用成功に向けたディスカッションができるように。
次第に、採用だけではなく「人」に関わることを幅広く相談をもらうことに。相談のたびに調べたり、社内で他部署の方に知恵を借りたり、お客さんと一緒にアップグレードしていた感覚です。
アップグレードのたびにお客さんと喜んだり残念がったりできて、本当に貴重な期間でした。
異動により私が担当から外れる時には、送別会を開いてくれたほど、とても仲良くなれました。
あなたは適応力もある。ちゃんと約束を守る。
だからどんな環境でも大丈夫。
そう言って送り出してくれたお客さんを、節目ごとに思い出します。
仕事は人と人とのつながりです。
いろんなご縁を大切にしたいです✨