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WOMANSHIFTが年齢を45歳までに区切る理由

私たちWOMAN SHIFTは「政策実現できる女性議員を増やし、地方議員を女性のキャリアの一つにする」ことをミッションとしています。

勉強会やネットワークの参加者を、おおよそ45歳まで、と年齢を区切っているのですが、理由を聞かれることも多くこちらにまとめました!

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・WOMANSHIFTがやりたいこと。

いままでも、様々な女性の先輩方が道を切り開いてくれました。
だからこそ、女性起業家や管理職、女性議員の数も徐々に増えてきましたし、
諸外国に比べて遅いとはいえ、着実に進んできています。
おそらく辛い思いもして、歯を食いしばって耐えてきたこともあると思います。
強くならざるを得ない場面も多くあり、それでも続けられてきたことに心から敬意を表します。

その上で、私たちが今取り組みたいのは「普通」の女性でも政策実現ができるようになることです。
現在、20〜40代女性議員が圧倒的に少ない中で、どう増やしていくかを中心に私たちは活動をしています。
もちろん他の世代の女性議員も増えていくべきだと思っていますし、WOMAN SHIFTのミッションの中で年齢に言及はしておりません。


ではなぜ、年齢で区切っているのか?

・女性議員全体を対象とした勉強会はすでに存在する


何か物事をすすめるときにはターゲティングを明確にする必要があります。
私たちも、議員としての本業の他にボランティアでWOMAN SHIFTの活動に取り組んでいますので、
当然金銭的にも時間的にも制限があるうえで、成果を出すためにはまずはターゲットを絞ることだと考えました。

WOMAN SHIFTの活動で45歳までの女性地方議員を対象としているのは

・絶対的な数の少なさ(30-40代の女性議員は地方議員の1%以下。30-40代の有権者数は13%程度人口比でいるにもかかわらず・・・です)

女性全体では党などのサポートも存在していること(党の女性委員会はある党が多いようなイメージです)

・年齢を絞らず女性議員を増やす活動している団体は他にもあるので、差別化の観点(フェミニズム女性議員連盟など)

・豊島区ショックー消滅可能性都市ーに代表されるように20-30代でリアルに結婚子育てなどに直面する世代

・「まずは」同世代からの互助会を

などの理由が挙げられます。

しなやかに政治の世界を生き、社会を少しでもよくするために政策を実現できる女性議員を増やすための活動がWOMAN SHIFTが現在取り組んでいることです。


・WOMAN SHIFTを卒業したら居場所は?

ただし、おそらく45歳を越えてもそのときに直面する悩みはあると思います。
また、WOMAN SHIFTを卒業したらどうしたらいいのか?という課題も出てきました。

その課題に対しては
その熱量を持った方が「場」をつくれるように、やり方を今後もシェアしていきたいと思います。

必要でしたら、特定の政党内でWOMAN SHIFTのやり方を実施していただいてもかまいません。


私達WOMAN SHIFTが4年間かけてやり方を試行錯誤してきた「場」のつくりかたをシェアすることで解決しようと考えました。
「WOMAN SHIFTのつくりかた」講座です。


・WOMAN SHIFTのつくり方、お伝えします!


「場」をつくり、続けるには必要とする方の熱量が必要です。
ねがわくば、WOMAN SHIFTが全国にひろがって、孤独な女性議員が少しでも減り、
最終的にはWOMAN SHIFTのような活動が必要なくなりますことを!

もしも、WOMANSHIFTのように年齢や性別で分けるのはけしからん!!と思われる方がいらっしゃったら、ぜひそうではない「場」を、想いがある方が作っていただければ・・と思っています。


・勉強会のご案内を送るメーリングリストに登録をぜひ!


最後になりますが、限られたリソースで活動しています。
対象者の方であっても、すべての方に勉強会のお声がけを出来ていません。
WOMAN SHIFTの勉強会のご案内をするメーリングリストを運用していますので
お気軽に登録のご連絡をください。
ZOOMなどオンラインの勉強会も実施しています。地方の方もぜひ繋がれると嬉しいです。




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