見出し画像

《目に見えない》女性のからだに寄り添うアイテム


女性の体は月に一度の生理にともない、
エストロゲン(卵胞ホのルモン)と
プロゲステロン(黄体ホルモン)の波があり、


そのうえで家事・仕事や育児、
親御さんやお孫さんのお世話など
一日にこなすものが多岐にわたります。

インストラクター時代、
運動習慣があって
食事もバランスよく食べているのに、

定期的な計測時に
体重や体脂肪が上がる方が一定数いて

そういった方には
共通点があることに気づきました。

何が原因なのだろうと1年間、
毎月約200名の方に継続して
ヒアリングしていると、

ある程度運動習慣があり、
食事もさほど偏食じゃないのに
体重に変化が出てくるときは、

《環境の変化》か《睡眠不足》の
どちらかが起因していることが
大半だと分かりました。

娘さんが出産で帰省され、
お孫さんのお世話のため
睡眠不足から体重が増える方、

仕事が繁忙期に入り忙しかったり、
環境に変化があった時など、
さまざまな体の反応がありました。


なぜ運動もして、食事も適度なのに
体重が変化するのかというと、
それもホルモンが関係しています。


睡眠不足の状態では
食欲を抑制してくれる
《レプチン》というホルモン分泌が減り、

反対に《グレリン》という
食欲を促すホルモンが促されます。

睡眠不足や環境の変化に伴う
疲れやストレス、

毎月の生理における
2種類のホルモンの波が
合わさることを考えると、


体感覚では普段通りに思えても、
体内は次からつぎへと
あらゆるホルモンが分泌され、
それにともなう影響を受けています。

女性は仕事・結婚・妊娠・出産をはじめ、
ミドルエイジあたりから
親御さんの介護やお孫さんのお世話など、
時期によって忙しさや
疲れの内容が変わってきます。

その間に更年期が重なれば、
より体にかかる負荷は多くなります。

ホルモンの原理はわかったとしても、
忙しかったり疲れが溜まっているなかで、


家のことや周りのことで
せわしなく動いているうちに、
あっという間に1日が終わるのは
よくあります。



そんな時に一瞬で気持ちを切りかえて
気分転換したり、

リラックスモードに変えてくれる
アイテムの1つが『香り』です。


*****

香る・匂うをつかさどる嗅覚は、
3大欲求や本能・喜怒哀楽などを司る
大脳辺縁系に直接作用します。

なので定期的に意識的に
心地の良い香りをかぐことは、

思考で考えた体が求めている物よりも、
的確に体が欲していることを
キャッチしてくれます。


大脳新皮質→→→理性的
(頭で考えていること)

大脳辺縁系→→→本能的
(体が求めていること)



アロマディフューザーやお香を焚く時、
いくつか種類があれば、

今日はどの香りかなと
1つひとつ嗅いでみると、

その日によってピン!とくるものが
違うのがとても面白いです。


*****


香りのアイテムは


・ルームフレグランス
・お香
・エッセンシャルオイル
・香水やボディミスト
・オイルバーム
・キューティクルオイル
・ハンドクリームやボディクリーム

などいろんなアイテムがありますが、

起きた時・休憩中
リフレッシュしたい時
お風呂上りや寝る時
気分転換や雰囲気を高めたい時など、

1日の場面においてアイテムや香りを使い分けるのがおすすめです。

運動習慣やボディケアも大切ですが、
それと並行して鼻からくる香りに
どんな反応をするのか、

《香りの演出》を住まいに
取り入れてみてください。


今の日常をより豊かな空間へ。【完】

*****

《note的 つぶやき》

赤ちゃんは言葉を話さなくても
快・不快の感覚を
泣いたりキャキャッと笑ったりして
反応する

それに近い感覚で
香りを嗅ぐことで
快の感覚を心地よく味わう

*****



めす子


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?